歯とトランペット

永福町のつり舟割烹「三河屋」の大将とは家族ぐるみで20年近い付き合いになる。味とサービスは天下一。期待を裏切られた事は一度も無い、素晴らしいお店。

そこの長男Y君は高校2年生。全国大会レベルの吹奏楽部でトランペットを担当している。夕べは43回の伝統を誇る定期演奏会があった。

彼には潜在的な才能があったのだろう、トランペットを生まれて初めて手にして2年にも満たないのに、立派にこなしている。寝ても醒めてもトランペット。努力が苦にならない程打ち込んでいる。

夕べの演奏はどれもすごく良かった、指導する先生も仲間も素晴らしい。そして、3年生にとっては最後の晴れ舞台、青春の涙におじさんも潤っときた。

さて、歯の話し。随分前に「徹子の部屋」に出演していたジャズトランぺッターの日野皓正さんが、自分の歯型を大切に保管していて、演奏旅行の際には常に携帯していると語っていた。歯を治療する時にはその歯型通りに再現して貰わないと演奏に支障をきたすと言う。

一流と呼ばれる人はさすがに違うと感心した事を覚えている。万が一に備えている。

そして、歯が噛む為だけにあるのでは無い事も再確認。どんな人の歯も微妙な感覚まで気を配って仕事をせねば。と夕べのひたむきな高校生の姿に触発されました。(林裕之)

付け足し:Y君には中学生の妹がいる。彼女に「ちーちゃんは何か打ち込んでいる事があるの?」と聞いたら、やや間を置いて一言「生きる事。」………深い!

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