歯茎を傷める『合わない入れ歯』

歯や歯茎が傷んでしまうケースもたくさんあります。

この患者さんがある歯科医院で、入れ歯を作ったのは50代のときでそうです。歯槽膿漏に冒された歯を抜歯し、上下に部分入れ歯を入れた。しかし、これが合いませんでした。入れているのが苦痛なので、使わずに過ごしていたそうです。

64歳のとき、この患者さんは別の歯科医院で入れ歯を作り直します。上下ともに、新しい部分入れ歯を作りました。

 このときは、下の入れ歯が使いにくかったそうです。そのため下の入れ歯はほどなくして外してしまい、上は大きな部分入れ歯、下は残った歯、という状態でものを食べていました。

そんな状態を続けていると、上顎の歯茎が入れ歯に圧迫されて、炎症が起こります。むろん噛み合わせもおかしくなって、歯周病や虫歯も起きてきます。

結果として、下顎に残っていた歯は抜けていきました。64歳で新しい部分入れ歯を作ったとき、すでに何本かの歯が抜けていたのですが、さらに抜けていきました。やがて炎症や歯周病は耐えきれないほどにひどくなり、私たちの病院を訪ねてきたわけです。

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