腰痛、膝痛、骨格系の歪み

骨格ゆがみ図

偏った噛み方による悪影響は、骨格系に及ぶこともあります。具体的には、腰痛や膝痛などが起こるケースがある。これも原理は同じです。

たとえば、右側の歯が痛くなって、左側だけで噛むようになったとします。左側だけで噛んでいれば、左側の咀嚼筋が強くなります。

左側の咀嚼筋が強くなると、その力で左側の頬骨が引っ張られます。引っ張られた頬骨は収縮して骨密度が上がり、短くなります。すると左側の強い筋力に引っ張られ、頭が左側に傾くようになります。

頭が左に傾いていたらバランスが取れませんから、無意識のうちにそれを補整しようとして頭を右に起こすようになります。そのときに首や肩の筋肉に負担がかかり、頭痛や肩こりが起きてくるわけですが、右に起こそうとしてもバランスが取れず、少し左に傾いたままになるケースもあります。

 「頭の傾きがやがて背骨の彎曲、骨盤の歪みにつながりその結果、肩こり、腰痛、膝痛を起こしたとしても不思議ではありません」骨格系が変化すれば、そこに付随している筋肉も不規則に引っ張り合うようになります。

筋肉には血管や神経が走っていますから、血行障害、神経の圧迫、ホルモンバランスの乱れなどが全身に起こります。

もちろん、こうした一連の変化は、画一的に起こるわけではありません。「おおまかな流れではこうなる」という話で、噛み合わせのバランスが悪くても、大きな問題が生じないケースもあります。しかし、たかが歯、たかが入れ歯と考えるのは危険です。噛み合わせは、人体にとってきわめて重要なファクターなのです。

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