天下の東スポ

天下の東京スポーツ、あの東スポに載ったのです。
正直びっくりしました。
日頃の主張が凝縮された素晴らしい記事でした。
痛快な夜に控えめに乾杯しました。

林裕之

健康長寿から東大合格まで
「良い歯」、「良い歯医者」の新常識 
【4月16日発売の東京スポーツの9面から抜粋】

健康長寿、ボケ防止から学力向上まで、健康の秘訣は口の中にあり。4月18日は、「よい歯の日」。歯医者さんに聞いた「新常識」で、賢いケアを心がけよう。

「主演の本木雅弘さんは、頬骨から顎のエラにかけて、咬筋(こうきん)という筋肉がグイっと盛り上がるのがわかります。これは無意識に奥歯を噛み締めている証拠ですが、歯や歯茎の寿命を縮める悪癖なのでやめたほうが良いでしょう」。

顎の動きは、歯の噛み合わせそのもの。これだけで、10年後、20年後の歯がどうなるかを予測できるという。噛み合わせが悪いとどうなるのか。

「噛み合わせのバランスが崩れることは、1本の歯に過大なストレスがかかることです。歯が1本抜けると、バランスが崩れて、残っている歯がさらに弱くなるという悪循環をうみます。誰でも若い時分ならまだ無理がききますが、トシをとるとそうはいきません」(林院長)。

一般的に、50歳を過ぎると、歯が抜け始めることが多い。最大の原因は、歯周病。歯周病は、歯周病菌などが歯を支える歯根膜や歯槽骨、歯肉などの歯周組織に炎症を起こす病気だが、噛み合わせが悪いことで、歯周組織が脆くなり、歯周病菌におかされやすい状況を早めてしまう。

「顎の動かし方は、ひとそれぞれですが、噛み癖があることで咀嚼筋に余分な負担がかかり、疲労や腰痛、頭痛など思わぬ体の不調を引き起こすこともあるので要注意です。噛み癖のほか、抜けた歯をそのままにしていたり、歯ぎしり、うつぶせ寝、あるいはふだんからやわらかいものばかり食べているなどの生活習慣を改めなければいけません」(林院長)。

トシとともに歯を失うのは自然なことと心得よう。むしろ、抜けた歯をきちんとケアして、必要な本数を揃えることが大切なのだ。

「その際、活躍するのは“入れ歯”です。年寄りくさくて嫌だという患者さんや、“入れ歯になっちゃいますよ”とおどかして、インプラントを薦める歯医者までいます。ところが歯槽骨に穴を開けて人工の歯をとりつけるインプラントは、死亡例もあるほど危険な治療法だということが知られていません。インプラントはやり直しがきかない最終手段だということを理解すべきです」

逆に噛み合わせを改善すると脳の血流がよくなり、高齢者ではボケ防止に、子どもでは、学力向上に役立つという。実際、林院長が噛み合わせを治した子どものうち3人が、この春見事、東大に合格したとか。

林院長は、「いわゆるワイヤーを使った矯正ではなく、顎を広げるオリジナルの方法です。見た目の良さにとらわれることなく、歯は安易に削らない、抜かない、いじらないことが原則だということを忘れないでほしい」と、警鐘を鳴らしている。歯の治療を通して、トータルな健康指導をしてくれる歯医者こそ、良い歯医者ということがいえそうだ。

(別項)

 秘伝「わりばし法」

噛み合わせのバランスを狂わせる噛み締めや歯ぎしりを改善する方法として、林院長がすすめているのが「わりばし法」だ。やり方は簡単。仰向けになり、割り箸を唇に軽くはさんだまま約30分間過ごす。

コツは割り箸を噛まないようにし、口に乗せる感覚で。全身の力を抜いてリラックスすること。畳やカーペットの床など硬い場所で仰向けになるとより効果的。終わって起き上がるときは体をほぐしながらゆっくりと立ち上がる。必ずしも時間にこだわり過ぎるのではなく、「噛み合わせ」における緊張の「ゆるみ」を体得することが大切。ぜひお試しを。


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