原発事故とインプラント

時間の経過と共に、原発施設は危険だと具体的な指摘や警告が多くの専門家や政治家によってなされていた事が明らかになりました。

それらの指摘を受け入れ改善していれば今回の事故はなかったと思われ、この事故は人災と言われても仕方ないでしょう。

こうした一連の原発事故報道を見ていて、「インプラントに似ているなぁ」とつくづく思うのです。インプラント治療は主流になりつつありますが、危険な物は危険なので、私達は「インプラントは止めた方がいい」と主張し続けています。

理由はいろいろあり、詳細は拙著をご覧頂ければと思いますが、インプラント治療を受け酷い目にあって初めて止めておけばと思っても時すでに遅し。となってしまいます。

被害が発生した後、調べてみたら随分前から事故は予想され指摘されていた。この構図が両者とも似ているのです。

インプラント推進派の歯科医はリスクや危険性はほとんど説明しません。これも似ています。

原発と違ってインプラントの被害はそれぞれの個人に関わる問題ですが、何年も前から著書などを通して止めた方が良いと大声で叫んでいるつもりですが、この声はなかなか届きません。原発の危険性を警告し続けてきた方々のお気持ちを察するに余りあります。

しかし、例え虚しい思いをしても、叫び続ける事を止める訳にはいきません。インプラント治療を受ける前に一度立ち止まり、反対の情報も仕入れ、再考して下さい。お願いします。

『歯医者の言いなりになるな! 』-正しい歯科治療とインプラントの危険性 -  ( 角川oneテーマ21新書)