私は成長期の子どもたちの歯列矯正の方法として「顎を広げる矯正法」を行っています。
この方法はベンチに5人が座って窮屈な状態なのを大きなベンチに替えてゆったりと座れるようにすることに似ています。といっても外科的な処置をして顎を広げるわけではありません。
自然に顎が広がるように顎の成長を促す方法なのです。この矯正法は。
1) 上顎を大きくする
2) 下顎を大きくする
3) 上下それぞれの歯列と噛み合わせを調節する、という3つを並行して行います。
顎を広げる器具は入れ歯に似ており、自分で取り外すことができます。プラスチックと金属でできている器具の中央にはスプリングとネジがあり、ネジを締めると、内から外へ、つまり顎を広げる方向に力が働くしくみです。
これを2週間に1度くういのペースで調整し、約2年をかけて顎を大きく育て、かっ、噛み合わせを育成していくのです。