今日2月26日は20年前に亡くなった母の誕生日。
記憶に残る母は明るく楽しい人。
生きていれば76歳。
その母が6歳の誕生日の昭和11年に2.26事件勃発。今週の週間文春にはこのテロ事件の犠牲者の凄惨な写真が載っていた。その写真を見て改めて母を思い返した次第。
昭和初期の動乱期、戒厳令の東京に幼い母が暮らしていた事が、うまく想像出来ない。不思議な気がする。それから5年後の昭和16年には太平洋戦争が始まる。10万人以上の犠牲者を出した東京大空襲を生き延び、昭和20年に敗戦。まさに青春=戦争。
復員してきた父と昭和29年に結婚。東京の下町で3人の子供を育て、56歳で逝ってしまった。昭和に生まれ、昭和に死んでいった母。
平和になった日本に産んでもらった私は今年50歳になる。ひとつの国家が、戦争はもちろん、内戦も無いまま50年以上を過ごすのは歴史上稀な事らしい。
生まれて来る場所も時代も自分で選べる訳では無いが、産んでくれた母に改めて感謝したい。
合掌