唐突ですが、「生きていればこんな日もある!」と思った事がありますか?
夕べはそんな日でした。
歯の本数さえ知らなかった高校生の頃、親友のバンド『銀河鉄道』がアマチュアの全国大会で優勝しました。
その曲の歌詞は私が書いた縁で、その後のレコードデビューの作詞やライブのローディーとして深く関わりました。
ありがちな青春の物語りなんでしょうが、1stアルバムの柳田ヒロさん、後藤次利さん、2ndアルバムの佐藤博さん、練習スタジオでの大滝詠一さんのお説教や鈴木茂さんちの自宅訪問などなどが高校生の体験なんだから自慢してもいいですよね。
その濃い~2年間の後はこれも皆様同様いろいろあって、好んでなった訳ではない職業に就いた訳です。私の場合は歯科関係。
歯の仕事に就いたからには立派になってやろうと月並以上の努力などをし、音楽とは縁を切って生きて来たのですが、50を超えてまた音楽に接する機会に恵まれました。
そして、夕べ、佐藤博さんと36年ぶりにお会いし本当の意味の歓談。その流れで下北で柳田ヒロさんと37年ぶりの偶然!の再会、そのうえ下田逸朗さん!ともご一緒に痛飲。幸せな事です。
なんの話か分らない人には無価値なのは重々承知ですが、私にとっては摩訶不思議な銀河鉄道な夜でした。
生きているとこんな日もあるんですねぇ。