天使の入れ歯!?

ワックス製 尊体用義歯「エンゼルデンチャー」の存在をを友人から教えてもらいました。

エンゼルデンチャーHPの説明によると

「このたび、ご尊体用の総入れ歯を製作いたしました。この入れ歯は柔軟性と粘着性のあるワックス製で、指で簡単にあらゆる形に変形ができ、ほとんどの方の顎に装着することができます。上顎と下顎が別々ですので、どちらか片方を使うこともできますし、ハサミで簡単に加工できるため、部分的な使用も可能です。火葬後はすぐに溶け形も残りません。」

とあります。

20数年、総入れ歯だった叔父が肺がんで亡くなりました。入院生活の後半は人工呼吸器を付けていたので入れ歯は外したまま亡くなりました。人工呼吸器を外された叔父の顔は、入れ歯が入っていないので口がすぼみ余計に老けて見え、生前とは別人のようでした。

これでは可哀想だと冷たくなった叔父の口に上下の総入れ歯を戻しました。ところが、口が半開きで硬直が始まっており、ちょっとだらしなく見えます。

そこで、口を閉じた状態で下顎と頭をひもで結び保持したところ、スキンヘッドだった叔父の頭にくっきりヒモの後が残ってしまい親戚の叔母に叱られた事がありました。今では懐かしく思いだせますが、当時は悲しみにくれるなか叔父の為に必死だったのです。

こんな実体験からも「エンゼルデンチャー」に需要があるのは解ります。でも、このワックス製の入れ歯をアジャストするのは歯科医や技工士でも難しいだろうなぁと思います。

「エンゼルデンチャー」専門のおくりびとが必要になるかもしれません。


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