9.11のテロ事件起きた10年前娘はフロリダの大学に留学中でした。テレビに映る衝撃的な映像が事故ではなくテロだと分ってから、娘のことが心配でなりませんでした。
次々に流れる情報は錯綜し、次はロスだとか、主要幹線道路の橋が爆破され物流がストップだとか、安全な場所はどこにもないように思えました。
ロスに住んでいるアメリカに帰化した幼馴染みがアメリカで唯一頼りになる存在でしたが、フロリダから遠く、また移動も良いものかも分からず、とにかく不安な日々が続きました。
その後の世界の変わりようはご存知の通りですが、幼馴染みから聞くアメリカ人の実感は平和ボケした私には驚きの連続でした。
3月11日の天災の後の原発事故は明らかに人災。終わりの見えない不安と恐怖は人が起こすテロと同質です。