顎のインプラント整形手術、米国で急増
アメリカの友人が「こんな記事見つけたよ」と知らせてくれました。
どうやら、抜けた歯の後に入れるインプラント(人工歯根)のことではなく、顎の形を変えるために埋め込む美容整形用のインプラントのことのようですが、この記事には大変興味深い記述が載っていました。
曰く
”ビデオチャット技術によって自分の顔を以前よりも目にする人が増え、顎のラインが自分で願っているほどシャープでないことに気付いた点もあるかもしれない。”
これは思い当たる事があります。私はビデオチャットはしませんが、MacのPhotoBoathやiphoneのカメラの誤操作で、意に反して自分の顔が写ってしまい、否応無しに普段の自分の顔を見せつけられ愕然とすることがあります。けれども、これがおのれの現実と受け入れ、顎にインプラントを入れる気にはなりません。
記事のまとめもいかにもアメリカっぽいなぁと思います。
曰く
”CEOは背が高く、魅力的で、ルックスが良い傾向があることは周知の事実。さらにそうした人々は顎の印象が強い傾向もある。そうしたことから、人は無意識のうちに、より強い顎ほど、権威や自信、信頼性などを連想するのです”
確かに歯列矯正がひとつのステータスになるお国柄ですが、”顎の印象に権威や信頼性を連想する”ってホントかよ!
とツッコミたくなります。
美醜はあくまで個人の価値観。これは古今東西万国共通のはず。ただし、忘れられがち。どのお国も美容整形がトレンドなのが心配です。決して良い事じゃありません。そのために泣いている人が沢山います。自戒も込めて中身で勝負!
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目からウロコの歯の話