歯医者のいない時代

寒い朝が続くと時々思い出す光景があります。小学生のころ歯医者の順番待ちで冬の朝早くから並んだのです。

昭和40年代前半の話ですが、当時は歯医者さんが少なく、朝から患者さんの順番待ちの列が出来ていました。その時は自分の歯が痛かった記憶がないので、おそらく父か母の代りに並んでいたのだと思います。

歯科医師過剰で患者さんを奪い合っている今では考えられない光景です。治療法も治療器具も今とはかなり違うでしょう。

私の母も前歯に額縁のように金冠を入れていました。歯石取りなんて言葉は誰も知らないそんな頃の思い出です。その10数年後に、歯科医療に兄弟で携わることになろうとは夢にも思っていませんでした。

今では人生の半分以上を歯科の世界で過ごしていることになります。


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