肩こりの元凶(2)

削った歯 上

左上の第二小臼歯の虫歯が進行して学生時代に抜歯したのですが、そのままにしてありました。その他にも小さな虫歯があってこのままではいけないとずっと気にしていました。

技工士学校卒業後、ラボ(歯科技工所)に勤務し、たくさんのお得意さん(歯医者)の中から、一番削るのが上手い先生に自分の治療をお願いしたのです。(お得意さんの歯医者の中には、こいつだけには絶対治療して欲しくないと思わせる腕のないの何人もいました。)

写真は、抜けていた歯の隣の歯を削ってブリッジをかぶせるための石膏模型と完成した左上の3本ブリッジです。両隣の歯は神経が残ったままの健康な歯でしたが、ブリッジのために一回り小さく削りました。

使用した金属は白金加金という歯科用の金合金です。いわゆる自費治療の金属で当時でも数十万円はしたと思いますが、治療費は保険請求してもらって、技工作業は自前なので、1割ほどの料金で済みました。

この時は治療法に何の疑問も持っていません。むしろ、良い治療が安く出来たと喜んでいました。今から考えると本当に馬鹿な行為です。

つづく

ブリッジ 上