薄利多売で生き残ろうとする歯科医

厚生労働省の検討会(座長=斎藤毅・日本大学名誉教授)は、総人口が減少するにもかかわらず、歯科医師数は毎年1500人のペースで増加しており、「歯科医師1人当たりの患者数が減少することで、質の低下を引き起こす」と指摘しています。

ちょっとおかしいと思いませんか? 歯科医師1人当たりの患者数が少なくなれば、患者さん一人当たりの治療は時間をかけたより丁寧なものになるはずで、患者さんにとっては喜ばしい事だと思うのですが…….。

歯科医の数は抑制が必要だとは思いますが、そんな事は20年も前から解っていた事なのです。

既に始まっている競争原理が働いて、優秀な歯科医が残れば良いのではないでしょうか。

ただ、ダンピングには注意が必要です。「安くて早い」を売り物にする歯科医は必ず登場します。数をこなして薄利多売で生き残ろうとする歯科医には罹らない様にして下さい。(林裕之)


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