映画『50/50 フィフティ・フィフティ』

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映画『50/50 フィフティ・フィフティ』を観てきました。

”ガンで余命わずかと宣告された青年の葛藤と周囲の人々の姿を、笑いと涙を交えてつづるハートフル・ドラマ。”

この映画あまり話題になっていないのですが、もの凄く良かったです。朝いち初回の上映とは言え観客5人ではいかにも勿体ない。もっともっと大勢の人に観てもらいたいなぁと思わせる映画です。

タイトルの50/50 フィフティ・フィフティとはいわゆる病気が治る確率のことで、(長期生存率が正確な表現らしいのですが)この確率の数字には苦い思い出があります。

10数年前、親友の息子が白血病になってしまいました。まだ中学生。両親は献身的な看病と病気に関する情報を必死になって集めていました。

私はある著名な医師のガン治療の解説本の中に小児の白血病の治る確率が70%と書いてあったので、治る確率がとても高いと思い、親友を勇気付けるつもりこう言いました。「治る確率は70%もあるよ」その瞬間彼は「うちの息子はどっちなんだ?70%に入るのか?それとも残りの30%かっ?」と怖い顔で聞き返して来ました。

恥ずかしい話ですが、その時初めて当事者の気持ちを知ったのです。自分の子供の命は確率99%でも心配です。(今思い返しても恥ずかしい)

残念ながら彼の息子は亡くなってしまいました。葬儀で気丈に振る舞う親友と奥さんの姿を見て、こらえきれず大泣きしてしまいました。

この映画はその時の体験とはちょっと違いますが、タイトルを「50/50 フィフティ・フィフティ」としたところに妙味があると思います。

お勧めします。

林歯科
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