時代を彩るアイドルの特集を立て続けに観ました。
昭和のアイドルを取り上げた番組で、それぞれのアイドルには秘められた人生があり、それが思い出の歌とともに語られ、否応無しに懐かしい気持ちにさせられ見入ってしまいました。
別の歌番組では20周年を記念して時々を彩ったアイドルや歌手の映像が流れていました。
それらの映像にはデビュー当時から何年にも渡って記録された、その人の歯も写っているいます。顎の動きもよく解りますから、私にはそれが貴重なのです。やがて懐かしい思いとは別の感情も沸き上がってきました。
昭和のアイドルはデビュー当時はほとんどが自分の歯です。
歯並びも個性的、八重歯もチャームポイントで自然な感じなのですが、その歯がだんだん変わっていきます。一重だった目が二重になるように歯並びも歯の色も不自然にキレイになっていきます。(名前をあげて解説したいのですが止めておきます。)
時代が進むにつれその変化のスピードが早まります。今ではデビューしてすぐ、あるいはデビュー前にいじりまくってます。
歯並びや歯の色を人工的に変えることが当たり前のようになっていますが、それは間違いです!
最近ではやたらに真っ白で自然界にはない白さにするのが流行っていますが、それは愚の骨頂で気持ち悪いだけです。
ただ、アイドルに罪は無く、健康な歯を削ってなんとも思わない、それどころか良い事だとさえ思っているアホな歯医者がいちばんいけない。
どうか皆さんマネはしないで下さい。あれは歯の寿命を縮める愚かな行為なのです。
アイドルの歯の変遷を観てつくづく思うのです。あんな歯になって今どうしているんだろう?と。