歯列矯正のため実際にワイヤーを歯に装着し、その後、歯の痛み、口・顎の痛み、首・肩の凝り、頭痛、視力低下、イライラ、不眠、パニックなど、身体に変調を来した人の割合です。
私達のもとには、身体の変調の原因が歯列矯正に生じたと自覚している方が訪れるので、こうした数字になります。
決して数字トリックではありません。
もちろん、歯列矯正をした人が全員身体の変調を訴える訳でもありません。
しかし、歯列矯正をした人のうち何%の人が身体に変調を来すのかは解りません。それを調査した論文も見た事はありません。
そもそも、歯列矯正医は歯並びを変えると身体に変調を来す事があることを前提にはしていませんので、尚更です。
ですから、現状で歯列矯正を受診し、治療を始めた人が身体に変調を来すかどうかはやってみないと解らないのです。
歯列矯正をしようと思っている方(特に成人後の)がいたら、主治医に訪ねてみる必要があります。
「矯正の治療を始めて身体に変調を来すことはありませんか?」