林歯科の技工作業は100%フルマウス(全顎模型:写真1)でします。
写真2(ピンぼけでごめんなさい)は右上の第二大臼歯の遠心に下顎の臼後三角(青い部分)が接触している写真です。
小さな詰め物でもフルマウスです。
ただ単に全顎の型をとっている訳ではありません。上顎はハムラーノッチ、下顎は臼後三角まできちんと摂ります。
右上の第二大臼歯にインレー(詰め物)を作るのですが、フルマウスの模型でないこの状態が解らないので、とんでもないインレーが出来上がります。
ほぼ100%の歯医者と技工士は局所だけの模型ですので、とんでもないインレーを作っています。
口の中での調整もこの視点が無いと見逃してしまいます。
泣くのは患者さんです。ご注意を。