歯周病を防ぐためにブラッシングがすすめられることがあります。
ブラッシング、をしたことで歯茎の腫れが治りました、といわれますが、このような歯茎はすでに歯周病の状態だったのです。
正確にいうのなら、予防ではなく、ブラッシングをすることで治療の効果が出ました、ということです。
歯周病を予防するのであれば、最も大切なことは、噛み合わせバランスをよくすることです。そのうえで歯と歯茎のメンテナンスやエチケットとしてブラッシングにより清潔を保つという順番になるのです。
同じような生活や食事をし、ブラッシングをしても、歯周病になる人とならない人がいますが、遺伝による体質も大きな影響があると思います。しかし、遺伝を問題にしても始まりません。
まずは噛み合わせバランスをよくして歯や歯茎に負担がかからないようにすることが歯周病の予防につながります。