虫歯を大きく削ってそこに詰め物をする、という昔ながらの治療が正しいのであれば、治療をした歯ほど長く残ってもいいはすです。しかし、治療をした歯ほど早く失われてしまいます。
私の父は回歳で歯、が全部抜けて総入れ歯になったのですが、その前は自分の歯が5本残っていて、あとは入れ歯という状態でした。
残っていた5本の歯はまったく治療を受けていない歯で、失われた歯は治療を受けた歯ばかりでした。このような例は私が診てきた患者さんに共通して見られることです。
歯の治療といえば主なものに虫歯、歯周病、歯列の矯正、入れ歯などがありますが、噛み合わせバランスが変化することに注意した治療が行われていないことが、歯を失う最大の原因になっているのだと思います。すべての治療の基本は噛み合わせバランスを狂わせないことです。