以前、ある形成外科の先生に伺った話なのですが、膝などに人工関節を埋めて固定するのは「最後の手段」だそうです。
なぜ最後の手段なのかというと、数年のうちにダメになることが多いからです。
ダメになったら、残る人生は車椅子での生活です。だから、基本的にはやらない。
やるのは「車椅子になってもいい、数年間だけでも歩く生活をしたい」という患者さんがいるときだけです。その先生は「歯科の先生は、よく平気でインプラントをやるなあ」とおっしゃっていましたが、私たちも同感です。インプラントは最後の手段、究極の選択なのです。