針治療では改善しなかった。

20年以上悩んだ顎関節症が割りばしゴロ寝で改善してあごのラインもスッキリした(1)

私は高校一年のときに、左下の一番奥の歯がムシ歯になり、近所の歯科医院で抜きました。そのまま放置したせいだと思いますが、上の歯がしだいに下がってしまい、かみ合わせが悪くなってきたようです。二十五歳のころから、あごや顔に妙な違和感を覚えるようになったのです。

かみ合わせが悪いため、歯をくいしばっていることが多く、しょっちゅう、下あごがジワッと張っていました。そして、歯と両ほおの間に、いつも空気が入っているような気持ち悪さがありました。

冷たい風に当たると、下あごの張りがさらに増し、両耳の下からあごにかけて、すじが一本ピンとつったような、実にいやな感覚が出てきます。指で押してほぐすと一時的に治りますが、しばらくすると、またすじが張ってきます。

三十歳のときに、大学病院の口腔外科に相談へ行きました。医師から顎関節症との診断を受けた私は、以来、月に一度通院して、針による治療を受けるようになりました。けっきょく大学病院での治療は二〇年にも及びましたが、あごと口の中の違和感は、改善することはなかったのです。

これもかみ合わせの乱れと関連があるのかわかりませんが、二十六~二十七歳のとき、寝返りが打てないほどの座骨神経痛を患いました。以来、腰痛にも悩まされていました。

車の乗り降りや家事などで、かがむ姿勢をとるとズーンとした痛みが腰に走り、しょっちゅう「イタタ」といっていました。腰を温めると少しはらくなので、秋から春まで一年の半分くらいは、使い捨てカイロが手放せなかったほどです。

七年ほど前に、左手の中指が曲がって伸びない、バネ指になってしまいました。そのため、左腕がだるくて車のハンドルもまともに持てず、右手だけで運転するような状態が続きました。

主婦・55歳 安藤時子

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