プロフェッショナル

毎週火曜日の夜、NHKで「プロフェッショナル」という番組をやっている。この番組で司会というかキャスターをしているのが、以前このブログで書かせてもらった「脳とクオリア」の著者である脳科学者の茂木健一郎氏だ。

前回は左官職人の方が取り上げられていた。偶然、この人も茂木氏も私も43歳だ。この左官職人の人は、今では海外からも仕事が来て、1年先まで仕事が埋まっている程ブレイクしたが、30後半まで左官の仕事では喰うや喰わずだったという。そして、何かが実を結ぶための条件は何かと問われ、「一つのことをやり続けていることがあること」と答えていた。 

「一芸に秀でる」という言葉があるが一芸に秀でているかどうかは本人には分からないと思う、結果的に秀でていると言われる人達は、その一つのことを嫌になったり、天賦の才があると思ってみたりしながら、それでも理屈抜きに諦めきれずにこだわり続けているのだろう。

 

「一芸に秀でる」ためにはまず、その目指す、自分のこだわる一芸が必要だ。

 

そしてその一芸に苦しみながらも継続し続け、結果を出すのがプロフェッショナルだと思う。

                                      

林 晋哉

 

小さい虫歯

私の右下の小臼歯に小さい虫歯がある。

学校歯科検診でいうところのC1、

噛む面の溝は黒くなっている。

これを発見してから、

かれこれ25年になる。C1のまんまだ。

特に念入りに磨いている訳ではない。

むしろ、皆さんよりふだんのケアは悪いと思う。

それじゃあ元々歯が丈夫かというと、

これまた逆でむしろ弱い方。

つまり、進行しない虫歯(進行がもの凄く遅い?)もあるという事。

痛くない虫歯はまず様子を見る事。これが肝心。

なんでもかんでも削って詰めまくるのは算術医。

要注意。

技工力その2

今、日本では歯科医が増え過ぎて歯科医師過剰となっています。当然、歯科界はこの過当競争の中で各医院特色を出して生き延びようと必死です。

しかし、その特色の出し方が偏っています。とにかく、まずはインプラント、そして矯正、審美、レーザーに集中しています。本来の歯科の役割は、咬合関係の回復を基本に据えた、顎・口腔機能の正常範囲内への整復、維持です。これを考えると、まず、歯科として特色を出す場合にはこの目的に合ったものであることが第一でしょう。

つまり、技工力です。全ての歯科医院が院内に信頼出来る技工士さんを置き、その技工力を売りにするのがまっとうというものです。例えば、当医院で使用する金属は高カラットの金合金以外、全てのケースで熱処理をしています。とか、(金属は熱処理をしていない段階では鋳物であり金属のきちんとした良い特性が出ません。)当医院では入れ歯は合うまで追加費用なしで作ります。とか、考えれば当たり前のことですが、こういうことが売りになると思うのですが。

以前、林歯科の患者さんで上の前歯の状態に不安があるので、いわゆる仮歯の状態で長期に渡り管理していました。この方がアメリカ(大都市のひとつ)に数年行ったのですが、その時アメリカで治療を受けた際、この仮歯はすばらしい、どこで作ったのかと再三聞かれたそうです。これも技工力のたまものです。しかし、本当はそれ位の仮歯を入れるのが当たり前なんですが。日本もアメリカも本質を見る目を失っているな。(林晋也)

 

アスベスト問題

<アスベスト>「クボタ」半径300m 女性の死亡率54倍

技工士になって30年。最初の12、3年はアスベストを吸いまくっていた。

歯科技工にとってもっともポピュラーな材料のひとつアスベストリボンを手でちぎって使っていた。

アスベストはとっても使いやすく、重宝していた。が、まさか身体に悪いなんて誰も知らなかった。歯科医師や歯科技工士の平均寿命は短い。確か今でも60歳台のはず。う~~ん!