インプラントは「やり直しがきかない」

インプラントを「骨に刺さったトゲ」と表現した病理学者がいますが、危険性を的確に表現したものだと思います。

歯茎を切開して植える人工歯根は体にとっての異物にほかなりません。また、インプラントには噛むときの衝撃をやわらげる歯根膜がありません。

骨に直接くっついている歯を持つのは爬虫類ですが、インプラントは私たち哺乳類の顎や関節の働きを無視した作りなのです。

そしていちばんの問題は、インプラントはやり直しがきかないということです。一度入れたインプラントを外さなければならない場合は、周りの歯槽骨や歯茎が傷害を受けていますので、その後は普通の入れ歯を入れることがむずかしくなります。

インプラントが駄目なら入れ歯で、という救済がきかない悲惨な例も多いのです。とのようなことを説明するかどうかが、いい歯医者であるかどうかの判断ポイントでもあります。


PAGE TOP