石膏模型を壊してしまう弊害

入れ歯作りで、やわらかいゴムのようなアルギン酸ナトリウムを口に入れ、歯茎の型をとったものが「陰型」(専門用語で印象といいます)ですが、この陰型に石膏を流し込んで固めたものが石膏模型となり、口の中の状態を正確に再現しています。

この石膏模型の上に、蝦堤(ろうてい:歯科用のワックスで作られた人工の歯茎)を置き、人工の歯を並べて入れ歯を作っていくのです。

入れ歯の材質は主にプラスチックで、石一胃模型を鋳型にして作ります。

歯科医院かう石膏模型、が歯科技工所(通称はラボ)に送られ、歯科技工士が作業をするのですが、ほとんどの場合は入れ歯ができる最終段階で石膏模型を壊してしまいます。

プラスチックで入れ歯を作るときは熱を加えてゆでますが、その週程で少し変形します。そこで修正をする必要があるのですが、基準となる石膏模型がないので、変形したままの合わない入れ歯が作られてしまうことになるのです。


PAGE TOP