「歯磨き信仰」の根拠

「歯磨き信仰」の根拠は虫歯の原因となる虫歯菌の退治ができるから、というものです。虫歯菌の代表といえばミュータンス菌という細菌ですが、たしかに虫歯になった歯を調べると虫歯菌が見つかります。

虫歯菌は甘いもの(糖分)が大好きで、歯に糖分がついているとそこで増えて酸を出し、歯の表面のエナメル質を溶かす(脱灰)のも事実です。

しかし、虫歯の原因が虫歯菌だけであれば、ほかの歯も同時に虫歯菌におかされて虫歯にならなければ理屈に合わない話となります。

虫歯菌は唾液で口の中のすべての場所に運ばれますし、もし下の歯が虫歯菌におかされれば、その歯と噛み合う上の歯にも虫歯菌がつくはず。

虫歯の原闘が虫歯菌によるものであるのなぅ、歯が1本すっ虫歯になるという謎は解けません。私は虫歯菌におかされやすい歯ができることこそが虫歯に芯る本当の原因だと考えています。

歯磨きをしないのに虫歯にならない人

お笑いコンビ「レギュラー」の松本君がテレビで「生まれてとのかた歯を磨いたことが芯い」と話すのを聞いて私の耳は大きくなりました。

歯磨きをしないのに虫歯はゼロ口臭もないというのです。じつはこういう人は結構いるものです。あなたのまわりにもいませんか?

歯磨きをしないのに虫歯にならない人。その一方で、マメに歯磨きをしているのにもかかわらす、次々と虫歯になる人もいます。

私は「歯磨き信仰」はよく芯いと考えています。食べたあとに口の中をきれいにしてサツパリしたいという気持ちの問題や、エチケットとしての歯磨き効果は否定しませんが、歯磨きをすれば完全に虫歯を防ぐことができるというのは言いすぎだと思います。

虫歯予防の効果、が高いのは歯磨きではなく、噛み合わせパランスをよくすることなのです。そういう指導をするのがいい歯医者といえます。

パラ色の人生

当ブログでは、間違った治療の数々を指摘するとともに、ではどうすればいいのかという解決策も紹介しています。

どのような治療が適切なのかがわかれば、いい歯医者選ひの目安にもなることでしよう。そして、「噛み合わせバランス」を悪くしないためにふだんどのような点に気をつければいいのかも紹介しました。

毎日をよりよく生きる出発点は「食べる」ことにあります。食べるためにはよく噛めることが欠かせません。よく噛めるかどうかの力ギを握るのが「噛み合わせバランス」です。いい「噛み合わせバランス」を大切にしてパラ色の人生をエンジョイされるお役に立つことができれば嬉しく思います。