フランス事情

最近、フランスで若者の暴動が問題になっていた。これは採用後2年以内は企業に自由な解雇を認めるフランス政府の若者雇用策「初期雇用契約」の施行がきっかけである。現在フランスでは若者の内、4人に1人が失業している状況である。

問題は、「なぜこうなったか。」ということである。フランスでは、一度、正社員になるとその雇用は厚く保護され、本当によっぽどひどくない限り解雇されない、逆に言えば、首に出来ないことによる。

実際に、明らかに法に触れる行為でもない限り、仕事をしない程度では解雇できないそうである。

この根底には、昔の奴隷制度があり、雇い主の我がまま勝手で首に出来ないように、ということらしい。

しかしながら、現実にはその精神は都合良く使われ、出来るだけ働かず楽をするのが得、というようなありさまになっているという。つまり、仕事が出来なくても仕事を失うことはなく、その分、若者には仕事が回っていかず仕事をするという世代の健全な交代がなされないということである。

  

フランスには頽廃を、日本には保守的な無関心を感じる今日この頃である。

 

林 晋哉。

地雷原に住む少女(23日TVドキュメンタリー)

カンボジアの地雷原には多くの人々が住んでいる。

地雷は殺す威力もあるが、傷を負わせ、その介護に人手を使わせ一度で複数の戦力を奪うことが主目的で作られた。故に残された地雷の被害は多くの障害者を生み続けている。

そこでは地雷撤去用の特別なパワーショベルを作り、命がけで働いている日本人の技術者がいる。

一方で、撤去しづらい地雷作りにその技術を傾けている武器輸出の技術者もいる。

時代や場所が違えばどちらの立場にもなりうる。

もちろんそこにしか住めない人にも……。

ここしか住むところが無いと答える少女が悲しい。

良い歯の日(2日前ですが…..)

4月18日は良い歯の日。

良い歯とは正しく機能している歯の事。

上下14本づつでバランス良く噛める歯の事。

たとえ虫歯であっても機能回復を優先した治療がしてあれば良い歯。

正しい入れ歯も良い歯。

白いとか、キレイに並んでいるとかは関係ない。

真っ白な歯でも、見た目キレイに並んでいる歯でも、

「良く噛めない」なんて事がよくあるんです。

林裕之

学校給食費の不払い

最近、小、中学校での給食費の滞納というか不払いが多くなっているそうである。当然、払えないからではなく、払える収入があるのに、払わないという意味である。これに対して、学校の先生が生徒に知られないように家庭まで行って支払うように説明したりしているということである。中には、「義務教育なのだから払わなくてもいい」と言う親さえもいるという。

この報道を耳にしたときには、にわかには信じられず、「世の中なんということになっているんだろう。」というのが正直な感想である。NHKの受信料とは訳がちがう。

最近、色々な意味で理解を超えた不快な報道を見聞きすることが多いが、この学校給食費の「何となく、払わなくても平気じゃん。」的な蔓延の仕方は、ニート、フリーターを生み出す土壌であり、一見、ある程度まともに社会生活を送っているように見えている人達の、見えざる崩壊を醸し出しているように感じられる。

これは、「おおごと」だ!                         

     

林 晋哉