林 晋哉(歯科医師)出張講演
主に日曜、祭日に出張講演致します。
講演テーマ: 「私が受けたい歯科治療」
講師: 林 晋哉(歯科医師)
子どもの虫歯から総入れ歯まで、歯の一生をたどりながら、年代別の最善の歯科治療法や予防法などについてスライドを使って解りやすく解説致します。
*幼稚園児から専門家(歯科医師)まで聞き手に合わせた内容のバリエーションを用意しています。また、年代別に区切った講演など、ご要望に合わせた講演も致します。
講演料:往復の交通費+講師料(応相談)
お問い合わせは 03-6261-3988 林歯科まで お気軽にどうぞ。
林歯科
〒 102-0093 千代田区平河町1-5-4 平河町154ビル3F TEL:03-6261-3988
中曽根弘文参議院議員の朝食勉強会での講演
先日、中曽根弘文議員の朝食勉強会「皐月会」で講演をしてきました。「皐月会」は昭和62年から続く伝統ある勉強会で、会場はホテルニューオータニです。演題は「私の受けたい歯科治療」(講演要旨は最後に記載しました。)久しぶりの講演でしたが、パワーポイントでの資料をプリントし、それを元に約1時間講演してきました。
講演依頼のいきさつと講演会の感想
今回の講演は、ある患者さんから依頼を受け実現しました。その方は開業以前から我々の歯科医療の考え方に深い理解を示してくださった方です。その後、患者さんとして、時には私の社会的な先生としてお付き合いをさせて頂いています。
この方は日本人女性初のハーバード大学のMBA(経営学修士)取得者で、その後アメリカで働き手腕を磨かれた、スーパーウーマンと言って過言ではないような方です。その後日本でも実積を積み上げ活躍され、日本を代表するような確固たる地位を築き上げた方です。
林歯科を開業して間もないある日のこと、この方の診療後、先生の佇まいが良くないので私の知り合いは紹介出来ない。と言われたことがありました。当時、保険を扱わない歯科として開業したてで患者さんも少なく経営的に綱渡りの状態で焦りがあり、すさんだ雰囲気だったのは確かでした。
その後、この方にこの人は分かってもらえるという方を数人ご紹介頂きましたが、そんな20数年の時を経て、私に大勢の方に歯科医療の在り方を直接伝えてみなさいというような形で、このたびの機会を与えて頂きました。
そして先日、自民党中曾根弘文参議院議員の朝の勉強会に講師として話をさせて頂きました。最初の中曽根先生の挨拶の中で、天皇陛下も何かの折に8020運動の話をされたとお聞きし、少し意外でもあり、大変驚きました。
当日は40名弱の参加者が居られました。企業経営者の方が多いのですが、やはりそうそうたる方々の集まりで、正直なところ、私にとっては非日常といっても良い独特な世界が厳然とあるのだなぁーと感じました。
このような機会を与えて下さった方々に感謝申し上げます。
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私の受けたい歯科医療
林 歯科 林 晋哉
健康な命の営みとは、「入れる。(摂取)」と「出す。(排出)」つまり呼吸と食事と排泄という繰り返しが滞りなくスムーズに出来ることです。そしてその入り口である口はまさに「命の源」です。
今まで歯科に対するイメージは、歯科医側も患者さん側もただ単純に「歯を治す」という捉え方が一般的でした。しかし、昨今の研究などで口の機能の善し悪しが脳や身体全体に対して予想以上に大きい影響を及ぼすことが分かって来ました。良い口の機能とは、口の機能に関わる様々な各要素そのものやその連携にストレスが少ないということです。言い換えれば、最小限のエネルギーで軽やかに口が機能する状態と言えるでしょう。
従って、歯科治療とは単に歯の修理、修復を指すのではなく、歯の治療を通して口の機能の回復、維持を計るものであるということです。
そしてこれを得るために必要な歯科治療とは、口の機能に関わる全ての要素そのものの回復とレベルアップ及びその各要素間の連携のシステムとしての最適応化を可及的に施すことです。この歯科医療の最終目標は、「口を意識することなく社会生活を送れるようにする」ことです。
自分の歯の人でも入れ歯の人でも等しく口の機能にストレスなく過ごせる「命の源である口」を手に入れ、そしてそれを出来るだけ苦労なく手軽に維持して行けるようにすることこそが、歯科医療の本来的な目的と言えるでしょう。
人間の命に寿命があるように「歯」にも寿命はあります。死ぬまで自分の歯で過ごしたいというのは気持ちとしては分かりますが、現実的には長生きをすれば、たまたまとしてはあり得ますが人類学的には死ぬまで自分の歯で過ごすことはなかなか難しいでしょう。
大多数の人達はある年齢を境に1本、2本と歯を失っていくのです。しかしながら適切な歯科治療によって代替えの歯(入れ歯など)などを用いてでも「口を意識することなく社会生活を送れる」状態を得ることが出来るのであれば恐れることはありません。
そして、気付いた時点で口の機能のストレスを極力減らし、一度整えておくこと、そしてそれが早ければ早い程、自身の歯の長持ちと歯医者通いの減少につながると言えるでしょう。
今回は、以上のようなことを踏まえ、歯科医療はどのように捉えたら良いのか。そしてどのような歯科治療を受ければ良いのか。つまり、究極的には私自身の歯科治療はどのように行っていきたいのかについてお話したいと思います。
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