インプラントの誤解

インプラント(人工歯根)が、入れ歯より優れているかのように喧伝されていますが、全くの誤解です。

先日、しばらく音沙汰の無かった友人から電話があり、開口一番「助けてくれ!」
インプラントを数本打ったあとトラブルになっていると言うのです。

会って話を聞きました。トラブルの内容は係争中なので伏せますが、彼が一番嘆いていたのは、

「インプラントが危険だなんて全く知らなかった。誰も言わないじゃないか」

です。

反省しました。割と昔から叫んでいるつもりなのですが、もっともっと叫ばなくてはと、

皆さん!インプラントが優れている訳ではありません!

きちんとした入れ歯が作れない歯医者が自分の都合でススメているだけです!!

林裕之

インプラント(人工歯根)について

インプラント(人工歯根)とは、外科手術で顎の骨に穴をあけ、そこへチタンなどで作った土台を埋め込み、その土台に人工の歯を取り付ける方法です。第三の歯とか夢の治療などと喧伝されていますが、失敗例も少なくありません。(死亡例もあります。)常にリスクがつきまといますが、リスクについての説明は殆どされていません。

なにより問題なのは、インプラントを勧める歯科医の殆どが正しい入れ歯が作れない事です。安全で正しい入れ歯を提供できる技量さえあればリスクを犯してまでしなければならないケースは激減する筈です。

メリットを得ているのはいったい誰なのでしょう?

私は自分の口にインプラントを入れようとは思いません。

林裕之

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歯売り屋

渋谷のあるビルの屋上看板に「インプラントあります!」の大きな文字。

一本いくらでインプラントを売る「歯売り屋」の品性のかけらもない宣伝文句。

それにしても都心の一等地の巨大看板の広告料はどれくらいなのだろう?

莫大な広告料を負担している患者さんは誠にお気の毒。

インプラントの実態を知りたい方には拙著「合う入れ歯 ダメな入れ歯」(ブリッジ、インプラントはやめなさい)講談社+α新書をお勧めします。たったの880円です。(林裕之)

2007年問題

2007年は定年退職者が大幅に増える最初の年。

団塊の世代(1947~49年生まれ)が2015年にかけて定年退職年令に達する。

この現象は社会に様々な影響を与えると言われている。

定年退職年令は歯の喪失年令とも一致する。いわゆる入れ歯世代だ。

日本では50歳代から徐々に歯が抜け始め、年と供にそのスピードが増す。

歯を失った場合は代替歯で補うしかない。

その方法は取り外しが可能な入れ歯か固定式のインプラント。

定年退職を機にそれまで気になっていた歯の治療をきちんと受けたいと思っている人も多いだろう。

退職金もある、治療に通う時間もある。気持ちは大いに理解できる。

私の杞憂はインプラント。

インプラント治療は問題も多い。(詳しくはHPまたは拙著で)

インプラントを勧める歯科医は良い事しか言わない。

第二の人生のスタートでつまずく事のないように、治療法の正確な情報を収集し選択はくれぐれも慎重に。(林裕之)

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インプラント(人工歯根)先進国

アメリカはインプラント先進国。そのアメリカで暮らす友人から電話があった。

彼の友人がインプラント治療の失敗により、顎の骨を削る事になり、酷い目に会い気の毒で仕方が無いと言う。

「おまえの忠告に従って本当に良かった。」と言う。彼もアメリカの歯医者にインプラントを勧められていた。

自分の口にしないことを、友人に勧めるはずも無い。

インプラントは日本でも花盛り。恐ろしい。(林裕之)

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