後遺症外来

NHKクローズアップ現代で美容外科のトラブルを取り上げていました。

「後遺症外来」が出来るくらいトラブルが多いのです。

きれいになるつもりで受けた手術が原因で後遺症に苦しむ患者さんの実例は悲惨です。

皮膚を切ったり骨を削ったりするのですから、相応のリスクが必ず伴います。

「こんな事になるのなら元のままでよかった。」

歯列矯正やインプラントでも同じ言葉をよく聞きます。

くれぐれも被害者にならないように。

林裕之

美容外科後遺症外来
日本医科大学付属病院
https://www.myclinic.ne.jp/nms_prs/pc/free2.html#3

歯の矯正 大人も必要?

先日『歯の矯正 大人も必要? 』の見出しで新聞記事が掲載されました。

朝日新聞の小島記者はご自身の矯正治療開始をきっかけに『歯の矯正 大人も必要? 』に疑問を持ち取材を始められました。

当医院にも取材に訪れましたので、大人の矯正には反対の立場での意見を約3時間、多くの臨床例を元に説明しました。

林裕之

歯の矯正 大人も必要?【pdf file】

入れ歯の手入れ

朝日新聞の家庭欄に入れ歯の手入れ法などが載っていた。

入れ歯を洗う時は、水を張った洗面器などの上で洗うと落としても壊れない。

などは参考になる。

けれど、磨いていれば歯槽膿漏が防げるはウソ。

多少の予防になっても磨いたくらいで老化を防げる訳が無い。

歯磨き信仰が怖いのは、虫歯や歯槽膿漏になったのは、自分のせいだと強迫観念に捕われてしまう事。

歯医者も磨かない(あるいは磨き方が悪い)あなたが悪いなどとアホなことを平気で言う。

目を清潔にしていれば老眼を防げますか?

清潔に保つ事と老化は別物。

老眼になれば適正な眼鏡。

歯が抜けてしまったら、適正な入れ歯。

見る、噛む、機能の回復が最優先。

林 裕之

技工力その2

今、日本では歯科医が増え過ぎて歯科医師過剰となっています。当然、歯科界はこの過当競争の中で各医院特色を出して生き延びようと必死です。

しかし、その特色の出し方が偏っています。とにかく、まずはインプラント、そして矯正、審美、レーザーに集中しています。本来の歯科の役割は、咬合関係の回復を基本に据えた、顎・口腔機能の正常範囲内への整復、維持です。これを考えると、まず、歯科として特色を出す場合にはこの目的に合ったものであることが第一でしょう。

つまり、技工力です。全ての歯科医院が院内に信頼出来る技工士さんを置き、その技工力を売りにするのがまっとうというものです。例えば、当医院で使用する金属は高カラットの金合金以外、全てのケースで熱処理をしています。とか、(金属は熱処理をしていない段階では鋳物であり金属のきちんとした良い特性が出ません。)当医院では入れ歯は合うまで追加費用なしで作ります。とか、考えれば当たり前のことですが、こういうことが売りになると思うのですが。

以前、林歯科の患者さんで上の前歯の状態に不安があるので、いわゆる仮歯の状態で長期に渡り管理していました。この方がアメリカ(大都市のひとつ)に数年行ったのですが、その時アメリカで治療を受けた際、この仮歯はすばらしい、どこで作ったのかと再三聞かれたそうです。これも技工力のたまものです。しかし、本当はそれ位の仮歯を入れるのが当たり前なんですが。日本もアメリカも本質を見る目を失っているな。(林晋也)

 

市販のマウスピース

数種類のマウスピースが市販されている。

どれも、お湯につけて軟らかくしてから口に入れ、

ゆっくり噛んで作ると書いてある。

「歯の噛み合わせを自然に改善」なんて謳っているが、

そんなことは不可能。

止めておいた方が無難。

歯医者が作ったマウスピースやナイトガードで却って

顎や歯にダメージを受けた例は沢山ある。

スプリント(マウスピース)療法は専門医でも難しいもの。

未熟な歯医者でもできないから素人ではなおさら。

スポーツ用のマウスピースも専門医でのオーダーメイドを勧めます。