アメリカと禁煙

娘の大学卒業式に出席するためにアメリカへ行って来た。米本土は実に23年ぶり。

私はヘビースモーカー。喫煙歴も長い。

アメリカの喫煙禁止は原則全ての場所と聞いていたので、この一週間の旅行をきっかけに禁煙しようと前々から思っていた。 

成田で最後のたばこを味わって禁煙開始!

旅行中の禁煙は思っていたよりかなり楽。どこも禁煙だし、移動や久しぶりのアメリカで気もまぎれた

誤算はラスベガス。ここは何処でも吸える。さすがにギャンブルの街。でも、たばこが吸いたいとは思わなかった。ニコチンが3日で抜けると聞いていたが、本当かも。

酒を呑んでもたばこを持っていなければ、なんてことない。

帰国後も回りに気を使いながら吸っているより余程気持ち良い。特に鮨屋のカウンターがたばこを止めただけでこんなに良い場所だったと感じたのは自分でも意外。

味が変わるというのも本当だ。いつものコーヒー(インスタント)がめちゃくちゃ旨い。特に苦味が心地よい。

寝覚めの口の不快感も激減!空咳もほとんど出ない!

禁煙12日目、このまま行けそうな気がする。(林裕之)

● 林歯科/ www.exajp.com/hayashi/

健康ブーム

現代人は快を求めすぎる。

四六時中絶好調なんてありえない。調子が良い時もあれば悪い時もある。

健康ブームは『常に快の状態』を前提にしているように思えてならない。

常にハイでいられるのは麻薬だけ。

麻薬は毒。

身を滅ぼす。(林裕之)

康の定義 痛くも痒くもない話

健康の定義とはなんだろう?どんな状態を健康というのだろうか?

ちなみにWHOにおける健康の定義は、

「完全な肉体的、精神的及び社会福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。」(WHO憲章前文より)

これでは広すぎてよく解らない。

私達はこう捉えている「快でも不快でもない状態。」

例えば、空腹の時は不快である、極度に腹が減ると他の事は考えられなくなる。仕事も手につかない。

そこで、ご飯を食べれば幸せいっぱい腹一杯。満腹は快感である。しかし、これまたすぐには動けない。

精神的肉体的に活発に活動できるのは、空腹でも満腹でもない状態の時。痛くも痒くもないのが健康な状態。

つまり健康と言っても一定の状態の事ではない。

根を詰めて仕事をすれば、肩が凝る、頭も痛くなる。

しかし、一晩寝れば元に戻る。痛い時があっても痒い時があってもじきに治まるのが健康。

快と不快の波が小幅でゆるやかな生活は幸せといえる。

しかし、現代人は快を求めすぎる。(林裕之)

● 林歯科/ www.exajp.com/hayashi/

自分の受けたい歯科治療

人からよく「歯医者さんだから、虫歯も歯槽膿漏もないのでしょう。」と聞かれる事があるが、それは全くの誤解だ。

私達にも虫歯があり、歯槽膿漏もあり、抜けた歯は義歯で補っている。

皆さんと同じように歯では苦労をしている。

また、かつて受けた歯科治療が原因で、頑固な首や肩の凝り、背中の痛みなどの体調不良も体験した。

こうした症状は、歯科大学や技工士学校を卒業後に習得した技法によって対処することができたが、不適切な歯科治療の怖さも身に滲みている。

故に「自分の受けたい歯科治療」を追求し、実践している。(林裕之)