歯の平均寿命

歯の平均寿命は50~66年。奥歯は50~58年、前歯で61~66年。(平均値なので、個人差はもちろんある。)

問題なのは、身体寿命との差。20~30年は歯の無い状態で過ごさなければならない。

歯の抜けた部分は入れ歯で補う事になる。

快適な入れ歯を提供することが歯科医と歯科技工士の義務。

歯科医療の本質がここにある。

ところが、これを疎かにしている歯科医や技工士が圧倒的に多い。

歯科医も技工士も自分自身がいずれ入れ歯になる。

そんな事も分からないのだ。嘆かわしいがこれが実態。(林裕之)

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2007年問題

2007年は定年退職者が大幅に増える最初の年。

団塊の世代(1947~49年生まれ)が2015年にかけて定年退職年令に達する。

この現象は社会に様々な影響を与えると言われている。

定年退職年令は歯の喪失年令とも一致する。いわゆる入れ歯世代だ。

日本では50歳代から徐々に歯が抜け始め、年と供にそのスピードが増す。

歯を失った場合は代替歯で補うしかない。

その方法は取り外しが可能な入れ歯か固定式のインプラント。

定年退職を機にそれまで気になっていた歯の治療をきちんと受けたいと思っている人も多いだろう。

退職金もある、治療に通う時間もある。気持ちは大いに理解できる。

私の杞憂はインプラント。

インプラント治療は問題も多い。(詳しくはHPまたは拙著で)

インプラントを勧める歯科医は良い事しか言わない。

第二の人生のスタートでつまずく事のないように、治療法の正確な情報を収集し選択はくれぐれも慎重に。(林裕之)

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集団検診の罠

NHKで癌の特集番組が放映された。

高齢化社会になって癌による死亡率が高まっているという。当たり前ではないか!

死ぬまで元気は誰もが願う事だろうが、生老病死は自然の摂理。

高齢になればなるほど老化による異変は現れやすい。

医療や科学の力が自然の摂理に介在できるのはほんの僅か。

そこを見誤ってはいけない。

番組の中で高齢者の胃癌の集団検診に人が集まらず苦労している場面があった。

患者の掘り起こしがうまくいかないと同義だ。

自覚症状のないお年寄りをわざわざ病人にして、手術などすれば却って寿命を縮みかねない。

潤うのは医者だけだ。

医者も患者も過剰な期待をしてはいけない。(林裕之)

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Gold

Goldは大昔から歯の修復材として使われてきた。

歯の修復には歯と同じ硬さの物がベスト。歯より硬い物はだめ。

20K(カラット)位が一番歯の硬さに近い。その人の歯の質や噛癖に応じて22Kを使う場合もある。

歯科用ゴールドは純度も高く、カラットの調節に使う割金の質も装飾用の比ではない。

保険の金属はそのゴールドの代用金属として作り出された物。自分の口に入れる気は無い。(林裕之)

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白い材料

虫歯を削った後に詰めたり被せたりする材料はいろいろある。

大切なのは、材質の硬さ。

歯と同じ硬さかベスト。

歯より硬い物はだめ。

長い間に全ての歯は摺り減るもの。一緒に減っていかないと、噛み合わせのバランスを乱す。

歯より硬いセラミックは最悪。

硬すぎる。

歯の色を再現する必要がある場合はハイブリッドセラミックスを。

名前はセラミックスでも限りなくレジン(プラスチック)に近く、硬さも歯に近い。(林裕之)

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