DE-OILでキレイになる | 油を減らしてからだの中から健康になる50のレシピ

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「DE-OILでキレイになる」
油を減らしてからだの中から健康になる50のレシピ。

噛む事は健康の第一歩ですが、何を食べるかもとても大切な事です。現代人の食事は油を使った料理(炒め物、揚げ物、マヨネーズ、ドレッシング、ファストフード、スナック菓子など)が多く、どうしても油(脂肪酸)の過剰摂取になりがちです。

そんな食生活が、アレルギー、アトピー、冷え、便秘、肥満、成人病、癌など、まさしく現代病の原因になっていると言われています。(参照:日本油脂栄養学会)

「DE-OIL(デ オイル)」は、娘のアトピー治療体験から生まれたオリジナルの体質改善レシピです。「DE-OIL」とは、摂取する油(脂肪酸)の総量を減らし、摂取する油の質をコントールをすることで体質改善する料理法の総称です。 (参照:脂質栄養学への招待 )

娘は「DE-OIL」を続けて、アトピー性皮膚炎だけでなく、冷え、便秘、身体のだるさ、花粉症、などが改善されました。皮膚炎はもちろんですが、毎年5月まで使っていた携帯カイロがまったく不要になったことにびっくりしています。

油の正しい使い方を知れば、無理なく健康な体質に改善できることを大勢の人に知って頂きたいと願い、母娘で一冊のレシピ本にまとめました。キーワードはω3(オメガ3)。

アトピーや冷えなどでお悩みの皆さまの一助になれば幸いです。(現時点で購入出来きるのはではwww.amazon.co.jpからだけです。)

「身体のいいなり 」内澤 旬子 著 朝日新聞出版

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「身体のいいなり 」内澤 旬子 著 朝日新聞出版

週刊文春の書評で知り読んでみました。腰痛、アトピー性皮膚炎、ナゾの微熱、冷え性、むくみなど幼い頃から虚弱体質だったひとりの女性が、乳がん治療(乳腺全摘出、その後乳房再建手術)をきっかけに以前とは比べ物にならない位元気になった体験記です。

いわゆる癌闘病記とは違がっています。著者はイラストルポライター、装丁家、製本家として活躍しはじめるのと平行して癌治療を繰り返していきます。

その間の自分の身体の変化、医師や周りの人との人間関係、治療費や生活費、仕事の不安などなどが綴られていきます。

男の自分には実感は持てないのですが、女性が乳房を失う心情や、それにともなう様々な変化を初めて知りました。彼女は癌治療を境に、体調も仕事もなぜか(詳しくは是非お読み下さい。)向上して行きます。

読み物としても大変面白かったのですが、医療者と患者さんのあり方をもう一度考えるきっかけにもなりました。

女性の治療には女医があたるのが良いとつくづく思いました。

おすすめの一冊です。

続・癌もどき

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近藤誠先生の「あなたの癌はがんもどき」を読み進めると、まだ癌になっていない(正しくは症状が無い?)私のような身には大変ありがたい貴重な情報です。

しかし一方で、すでに癌と診断され、なんらかの治療を受けた方にとっては、自分の受けた治療が間違っていたのではないか?いや、診断そのものが違っていたのではないか?と却ってつらくなる事もあると思います。

自分の受けた乳房や臓器切除が必要ではなかったとしたら大変なショックです。

しかし、こうした疑念に対して近藤先生はこう記しています。

「患者本人が真実を知らないと、有害な治療に苦しみ命を縮めることが多い。それは何としても防がなければならないとの想いで、心を鬼にして語ってきました。」

これは医師としてあるべき姿だと思うのです。

不要な治療をした上に人の命を縮めていることに気付きもしない医者が多数派なのが現実なので、患者自身が正しい知識を身に付け、受けるべき治療(無治療も含めて)を選択しなさいと言っています。
(歯科治療にも当てはまるのですが、それは別の機会に載せます。)

癌についてある程度は知ったつもりでいたのですが、この本を読んで改めて知った事もたくさんありました。

皆さんにもお勧めします。

 

近藤誠 『あなたの癌はがんもどき』

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近藤誠先生の「あなたの癌はがんもどき」(梧桐書院)を読み始めています。

15年前の「患者よ、がんと闘うな」(今は文春文庫になっています。)はまさに目からウロコでした。
この本は大論争に発展し、雑誌、TVなどで連日報道されました。

おかげで乳房温存療法を知りました。そしてその認知度はかなり広がったと思います。もちろん「がんもどき」の存在も。

ここしばらく先生の著書は読んでいなかったのですが、最新刊の序が文芸春秋に載っており、これは必読書だなぁと思い読み始めたのです。

まだ途中ですが、改めて知っておくべき事だなぁと強く思うのです。

例えば:

*がん検診の受診機会が増え、検診技術も向上しているのでがん患者は増える。
*にもかかわらずがん患者の死亡数はあまり変わらない。
*がんには2種類ある。死んでしまうがん(本物のがん)と死なないがん(がんもどき)。

誰でもがんになる可能性は持っている訳ですから、いざと言う時の医者選びが大事だなぁとつくづく思います。しかし、選べる能力がないとそれは出来ません。

後半でもっと勉強します。

 

週刊新潮書評 | 歯医者の言いなりになるな!

週刊新潮「歯医者の言いなりになるな!」

発売中の週刊新潮(12/23号)書評欄(P122)に拙著「歯医者の言いなりになるな!」(角川oneテーマ21新書)が取り上げられました。

”内容も刺激的”
”インプラント治療を批判”
”咀嚼システムの重要性”
”噛み合わせの良し悪しが身体全体の健康と深く関わっている”
”口のストレスを軽減する歯科治療の新常識を知る”

など的確に紹介して頂いております。

ありがたいことです。

是非ご一読を!

https://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=200912000013

因みに目次は↓です。

はじめに

第一章 咀嚼システムの重要性
口の中は神の領域
咀嚼システムの重要性
咀嚼システムに問題のあった患者さんたち
一人ひとりに合ったコンディションが必要

第二章 我々はなぜインプラントをすすめないか
インプラント治療がなぜもてはやされているのか
私たちが診たインプラントが合わない患者さん
インプラントはれっきとした手術
インプラントは噛む衝撃が強い
インプラント医のモラル
それでもインプラントを受けるなら

第三章 噛みしめを正し自分で守る歯の健康
歯と口の本当の健康とは
噛みしめと歯ぎしりがなぜ悪いか
割りばし法で劇的に改善する噛みしめ癖
やってみよう!割りばし法
無理な歯列矯正は全身を苦しめる
噛むことと脳の関係
いい歯科治療とは何か
私たちが正しいと信じ行っている診療システム


ひょうし