女性自身 -その2-

時間どうりにやって来た記者は開口一番、

歯科材料の偽装をテーマにするのは止める事にしました。

やっぱり矯正の問題を取り上げたい。と宣言。

ただし、スポンサーの関係で過激にはできないと言う。

意外な展開に戸惑いつつも、

矯正の副作用について広めて頂けるなら、こちらも本望。

切り口がソフトになろうが、何もしないよりははるかにまし。

読者にとって有益な情報になるし、悲劇の予防にもなる。

取材が進むにつれ、

矯正の副作用の深刻さに驚きを隠せない様子。

無理もない、今まで誰も言っていないのだから。

歯科の問題はシリーズでの企画らしい。

最終的にどんな内容で掲載されるかは現時点では全く不明。

没にならない事だけを祈るのみ。(掲載が決まったらお知らせします。)

林裕之

女性自身 -その1-

週刊誌「女性自身」の記者から電話で

取材依頼があったのは先週の金曜日。

マンションの耐震強度偽装問題にからめて、

歯の詰め物や被せ物、

入れ歯などで同じような偽装問題はないか聞きたいと言う。

ひょっとしたら、

2005年12月02日のブログ「耐震強度偽装と入れ歯」

を読んだのかもしれない。

昔(25年くらい前まで)は保険の金属を

安い代用品で済ます事は歯科業界の常識で、

集団詐欺と叩かれるまではどこの歯医者でもやっていた。

(さすがに今ではそんなことはまず無いと思う。)

それよりも、歯列矯正でひどい目に会う人が大勢いるから、

その事を取り上げたほうが女性読者にとってよい情報になると言うと、

広告主に美容歯科や美容外科が多いのでそれはできないと言う。

情けない…………..。

じゃ来て頂いてもしようがないと断ると、

とにかく会って話しが聞きたいと粘られたので渋々承諾。

今日の夕方訪ねてくる事になった。

さてどうなる?(林裕之)

錬金術

ライブドアのニュースでよく聞く言葉「錬金術」、元々は卑金属を金などの貴金属に変える事。

大昔からみんなが探している魔法のようなもの。

金(Gold)とはそんなに優れモノなのか?今日の価格では1gあたり、金:2,200円 銀:38円 銅:0,5円 こんなに違う。

腐らず変質せず、人体に対する毒性もない。(稀に金アレルギーはある。)硬さを調節できるため、歯の修復にも向いている。色さえ気にしなければ一番歯にやさしい材料と言える。

これまでに掘り出された量は14~16万トン、50mプール3杯分で、残りの推定埋蔵量は7万トン(ただこれまでよりは掘り出しにくいところに多くあるらしい。)

技工作業中の金の削り粉もなるべく集めてリサイクルするようにしている。0.1gでも220円、やっぱり貴重だ。磨き上げた金は妖しい程に美しい。

株価を操作して金を生み出す錬金術。取り憑かれると怖い。(林裕之)

ライブドア

また、ライブドアが注目を集めている。

今回は想定の内でも外でも勝ち目はほとんど無い。相手が強すぎる。

地検特捜部は、日本のエリート集団の中でも唯一腐敗が無い組織と言われている。日本の良識と正義の最後の砦。そこが動いたのだから、かなりの裏付けがあるのだろう。

昨日からの報道で、急成長のからくりを初めて知った。

株式分割で資金を集め企業買収を繰り返し、

自社株の株式総額が起業当時の600万円の1、100倍になったという。

素人なのでそれがどのように行われるのかは全く解らないが、

IT企業やデジタルといったイメージからは程遠く、

かなり生臭い。それにかなり杜撰だったようだ。

ホリエモンは球団にしても、放送局にしても、衆議院選挙にしても、

その度に知名度は上げても、結局何も手にしていない。

はたして、彼の打たれ強さは本物なのか、

それとも、

時代のトップ引きで終わってしまうのだろうか。

いずれにしてもIT企業幻想は彼がきれいに消し去った。 (林裕之)

スカイプ

歯科の仕事はひとりひとりオーダーメイド。

歯科技工はアナログ、手作り職人の世界。

そんな私でもデジタルに触れる事もある。アメリカに住む幼馴染みに勧められてフリーソフトのスカイ(Skype)をダウンロードした。パソコン同士の会話は全てただ。電話にも超低料金でかけられる。

ヘッドセットを1,700円で購入し、早速アメリカの友人と会話、音質もクリアーでとにかくびっくり。こんなスグレモンがどうしてただなのか不思議でならない。

その昔、音質の悪い国際電話を時間を気にしながら掛けていたのはウソのよう。

この先も情報伝達の手段も速度も確実に変わるだろう。

ただ、職人技をデジタル信号で伝えるのは無理。時間と気持ちを使って身体で覚えてもらうしか無い(林裕之)