康の定義 痛くも痒くもない話

健康の定義とはなんだろう?どんな状態を健康というのだろうか?

ちなみにWHOにおける健康の定義は、

「完全な肉体的、精神的及び社会福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。」(WHO憲章前文より)

これでは広すぎてよく解らない。

私達はこう捉えている「快でも不快でもない状態。」

例えば、空腹の時は不快である、極度に腹が減ると他の事は考えられなくなる。仕事も手につかない。

そこで、ご飯を食べれば幸せいっぱい腹一杯。満腹は快感である。しかし、これまたすぐには動けない。

精神的肉体的に活発に活動できるのは、空腹でも満腹でもない状態の時。痛くも痒くもないのが健康な状態。

つまり健康と言っても一定の状態の事ではない。

根を詰めて仕事をすれば、肩が凝る、頭も痛くなる。

しかし、一晩寝れば元に戻る。痛い時があっても痒い時があってもじきに治まるのが健康。

快と不快の波が小幅でゆるやかな生活は幸せといえる。

しかし、現代人は快を求めすぎる。(林裕之)

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自分の受けたい歯科治療

人からよく「歯医者さんだから、虫歯も歯槽膿漏もないのでしょう。」と聞かれる事があるが、それは全くの誤解だ。

私達にも虫歯があり、歯槽膿漏もあり、抜けた歯は義歯で補っている。

皆さんと同じように歯では苦労をしている。

また、かつて受けた歯科治療が原因で、頑固な首や肩の凝り、背中の痛みなどの体調不良も体験した。

こうした症状は、歯科大学や技工士学校を卒業後に習得した技法によって対処することができたが、不適切な歯科治療の怖さも身に滲みている。

故に「自分の受けたい歯科治療」を追求し、実践している。(林裕之)

歯の平均寿命

歯の平均寿命は50~66年。奥歯は50~58年、前歯で61~66年。(平均値なので、個人差はもちろんある。)

問題なのは、身体寿命との差。20~30年は歯の無い状態で過ごさなければならない。

歯の抜けた部分は入れ歯で補う事になる。

快適な入れ歯を提供することが歯科医と歯科技工士の義務。

歯科医療の本質がここにある。

ところが、これを疎かにしている歯科医や技工士が圧倒的に多い。

歯科医も技工士も自分自身がいずれ入れ歯になる。

そんな事も分からないのだ。嘆かわしいがこれが実態。(林裕之)

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集団検診の罠

NHKで癌の特集番組が放映された。

高齢化社会になって癌による死亡率が高まっているという。当たり前ではないか!

死ぬまで元気は誰もが願う事だろうが、生老病死は自然の摂理。

高齢になればなるほど老化による異変は現れやすい。

医療や科学の力が自然の摂理に介在できるのはほんの僅か。

そこを見誤ってはいけない。

番組の中で高齢者の胃癌の集団検診に人が集まらず苦労している場面があった。

患者の掘り起こしがうまくいかないと同義だ。

自覚症状のないお年寄りをわざわざ病人にして、手術などすれば却って寿命を縮みかねない。

潤うのは医者だけだ。

医者も患者も過剰な期待をしてはいけない。(林裕之)

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Gold

Goldは大昔から歯の修復材として使われてきた。

歯の修復には歯と同じ硬さの物がベスト。歯より硬い物はだめ。

20K(カラット)位が一番歯の硬さに近い。その人の歯の質や噛癖に応じて22Kを使う場合もある。

歯科用ゴールドは純度も高く、カラットの調節に使う割金の質も装飾用の比ではない。

保険の金属はそのゴールドの代用金属として作り出された物。自分の口に入れる気は無い。(林裕之)

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