いい歯医者 悪い歯医者

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拙著「いい歯医者 悪い歯医者」の初版からまる13年。

サブタイトルは、噛み合わせが狂えが狂えば命も危ない

帯には、「削る」「抜く」「矯正する」が、なぜ危険なのか
歯医者を間違えれば、体調はガタガタ

自身の体験や、思いのたけを込めた本は自分たちが驚く程の反響がありました。

2年後には講談社+α文庫になって出版。
おかげ様で4万部を超えるロングセラーになりました。

残念ながらしばらく前に絶版になってしまいましたが、今でもこの本を中古市場や図書館などで読まれて、患者さんが来院されます。

つまり、本の内容は古くはないということ、時間が経っても歯科界は旧態依然。

インプラントの蔓延や、成人の歯列矯正、審美目的で歯を削るなど以前より悪くなっているように思います。

自分の歯と口の健康を守るのは正しい知識。手前味噌ですがお勧めします。

インプラント費用全国平均32万5千円

↓ インプラント費用全国平均32万5千円
https://www.japan-implant.org/cost/

↓ フォーユーメディカル株式会社の『全国362の歯科医院を対象とした「インプラント」費用調査の結果報告』と題したプレスリリースです。
https://excellent.p-db.com/pressrelease/11065/

2011年調査のインプラント一本あたりの費用は、最安値は14万円、最高値は53万5500円。全国平均32万5千円だそうです。

ネット広告には激安インプラント1本9万円!などの宣伝文句が踊っています。

しかし、インプラントには致命的な欠陥があることは余り知られていません。

*歯根膜が無い。

*骨と粘膜を異物が貫通する。

想定外の事が起こった時泣くのは患者さんです。

私は費用がいくらであっても自分の口に入れる気は全くありません。

転院のススメ?!

遠くに赴任した友人が、通い始めた歯医者に不満があると電話してきました。「とてもよく診てくれるのだが、どうもしっくりこない、そこに通うのがストレスになる。」と言うのです。(その他にも治療上の細かい話もありましたが、ここでは割愛します)

そして、「転院も考えるのだが、その歯医者に悪い」とも言うのです。しかし、自分の歯のことです。歯医者に気兼ねする必要はありません。嫌々通うのはストレスになるだけです。

誤解を怖れずに言いますが、実は、転院は患者さんが考える程歯科医側は気にしていません。もちろん非常に残念に思いますが、結局「仕方ないなぁ」と受け止めています。無理やり治療するわけにもいきません。

診療を進めるには歯科医との「相性」も大切な要素です。歯科医の技量は外からは分りづらいものですが、歯科医との相性の良さは感じることで判断がつきます。歯科医選びの目安にするのは決して悪い事ではありません。

「すぐ慣れます」は危険信号

歯に詰め物や被せ物をしたことのある人なら誰でも、何かしらの違和感を覚えたことがあるのではないでしょうか?

「ちょっと高いな」とか、「ちょっときついな」あるいは「低くて噛み合った感じがしない」などの違和感。そしてその事を歯科医に訴えると、「大丈夫すぐ慣れますよ。」と決まり文句が返ってきます。

この決まり文句がくせ者なのです。

実際、初めのうちこそ、「なんか変だな」という感じだったのが、何日か経つうちに違和感を感じなくなってしまうことが多く、これを称して「慣れた」というわけです。

しかしこれは、違和感のある噛み合わせに、咀嚼システムが順応し変化した事を意味します。。この無理矢理の変化が歯や顎、身体に良い訳がありません。

特に噛み合わせの調整を診療台に寝たままの姿勢で行うと、違和感が出やすいのです。寝た姿勢と起きた姿勢では、顎の位置が微妙に違います。

この微妙な違いを是正しないまま「すぐ慣れます」は身体にとって危険信号なのです。逆に言うと、詰め物や被せ物、入れ歯など噛み合わせの調整を必ず起きた姿勢でチェックするのが、噛み合わせの怖さを解っている歯医者です。

必見!歯科医療の進むべき道

NHKの「ためしてガッテン」が本日再放送されます。

16:05~16:50  NHK総合1chです。

日が経つにつれ本当にいい番組だったなぁと思うのです。

『噛めなかった人が噛めるようになると、
驚くべきうれしい変化が起こることがわかってきました。

なんと、「1年間歩けなかった人が歩けるようになるまで回復した!」
その理由のひとつが、噛むことが脳に与える想像以上の効果。

噛むことの意外な効果から、知られざる入れ歯の効能まで!
噛んで食べることのすばらしさをたっぷりとお伝えします。』

歯のある人も、ない人も必見の番組です。

さて、この番組を別の角度から捉えてみると、今までの歯科界のおそまつな実態も見えてきます。冒頭にある「噛めなかった人」は誰が作ったのでしょうか?

もし、もっと早い段階できちんと噛める入れ歯を使えていれば、「1年間歩けなかった」ためにほぼ寝たきり状態だったご本人の苦労も、ご家族の負担も、その間に使われた医療費や介護費用も不要だった筈。

高齢化社会を思えば同じような人は相当いるはず、むだな医療費は莫大。歯源病を作らず、よく噛める入れ歯を作ることが歯科医療の本来あるべき姿であり、進むべき道。咬合に自信のない歯科医、技工士は勉強し直すべきです。

歯科関係者必見です。

↓↓オンデマンドでも見られるそうです。(有料です。)
httpss://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2011024884SC000/