香取慎吾、奥歯を抜いてNY進出

今朝のニュースです。「もう気合いが入りすぎたせいか歯が痛くなって、けさ奥歯を1本抜いてきました」『香取慎吾、奥歯を抜いてNY進出』 と、彼の言葉。

職業柄どうしても歯や口に目がいってしまうので、彼は奥歯が悪いだろうなぁ。と以前から思っていました。

顔をみれば解るのです。

彼は噛み締めの癖が強いのです。下顎のエラの部分がぷっくり膨れているのは咬筋の力こぶ。

常に歯(特に奥歯)をギュ、ギュ、と噛み締める癖の有る人のひとつの特徴です。

余分な力が歯や歯肉にダメージを与えるので、歯の寿命は縮まります。

咀嚼筋、表情筋も疲労します。

顎の疲れ、痛みはもちろん、首や肩のこり、頭痛、の原因にもなります。

彼のグループでは他にもこの癖がある人がいます。

噛み締めや歯ぎしりなどの癖を自覚し治すことのほうが、歯磨きより歯の寿命を延ばす効果は絶大です。

首回り、肩、が楽になり、表情筋のこりもとれます。

詳しくはこちらで。

林裕之

左噛み事情

右上の歯肉炎はだいぶ治まってきましたが、
まだ噛むと痛いので、左側の歯でばかり噛んでいます。
当初は水も沁みたので、右上の歯に水や
食塊があたらないように、舌がブロックしてくれました。
そのため水や食塊は、左奥ののどの粘膜を
すり抜けて流れていくのがよく解りました。

片噛みが良くないのは、噛む為の筋肉が偏るばかりではなく、
舌の動きも偏り、のどの粘膜もどちらか一方ばかりが、
食塊で擦られ続ける事になるのです。
両側の歯で噛めることの大切さを再認識しました。
それにしても、痛いところをカバーし、噛めるところで噛むように働く、
顎や舌の連携の妙にも改めて感心しました。
そろそろ右でも噛めるリハビリを始めようと思います。

林裕之

オリラジとキムタクと虫歯予防

オリエンタルラジオの藤森慎吾さんの憧れはスマップの木村拓哉さん。彼のものまねができると横顔を向け、ほっぺのエラのあたりをピクピクさせていた。

これは奥歯をギュと噛み締めたときにできる咬筋(こうきん)の力こぶ。ギュギュと噛めばピクピクと動く。無意識にしてしまう癖のひとつ。柳葉敏郎さんもよくやっている。

役者さんだけでなく、みなさんの中にもこの癖を持っている人がたくさんいる。

この癖は歯と歯肉にとってはよくない。虫歯や歯周病の原因にもなる。咀嚼筋(そしゃくきん)にもダメージを与える。肩こりや頭痛の元になることもある。

この癖のある人の奥歯は治療してある事が多い。

虫歯や歯周病の予防は歯磨きだけでなく、この癖に気づいて止める事がとても大切。

藤森クンもこのまねだけは止めた方がいい。

理想のかみ合わせ?

今では、「かみ合わせ」と「全身」が密接に関わっていることは常識的になってきてはいますが、我々が林歯科を始めた12年前はまだまだ認知されておらず、うさんくさい目で見られることもしばしばでした。

当初は、我々も個人にとって理想のかみ合わせが存在し、それが得られれば魔法のように様々な身体的症状が消失するかのように捉えていた面が強くあり、そして研究していました。

しかし、現在では、そういう一つとしての理想的なかみ合わせは存在し得ないと考えています。やはり、身体全体に多く存在するシステムの連動の中の一つとしての顎・口腔系があり、そして顎・口腔系に最も影響を与えやすい要素として「かみ合わせを」を捉えると一番しっくり来るというところです。

突き詰めれば、脳のシステムに依ることであり、わかっていないことの方が多い分野ですが、その中でも「複雑系」と「脳とクオリア」茂木健一郎著という本との出会いがこの考え方、捉え方を示唆してくれた大きな要因です。(これらの本は、歯科のことだけではなく全てに通じる内容ですので、興味のある方は是非読んでみて下さい。

たがが「かみ合わせ」されど「かみ合わせ」。謎迷いていますが、非常にディープな命題です。

林 晋哉

複雑系;科学革命の震源地・サンタフェ研究所の天才たち 新潮文庫

M.ミッチェル ワールドロップ (著), Mitchell M. Waldrop (原著), 田中 三彦 (翻訳), 遠山 峻征 (翻訳)

脳とクオリア;なぜ脳に心が生まれるのか

茂木 健一郎 (著) 日経サイエンス社