2010年 11月10日発売!
歯医者の言いなりになるな!
-正しい歯科治療とインプラントの危険性-
角川oneテーマ21 (新書判)
¥760(税込)
発行元:角川書店
SBN 978-4-04-710261-3-C0295
インプラント治療の欠陥とは!
著者:林晋哉 林裕之
内容: 週刊誌を賑わせたインプラントの死亡例。先端医療のずさんさが世間の注目を浴びることになったが、著者の林兄弟は以前より各メディアで激しく警鐘を鳴らしていた。満を持しての書き下ろし!
2010年 11月10日発売!
歯医者の言いなりになるな!
-正しい歯科治療とインプラントの危険性-
角川oneテーマ21 (新書判)
¥760(税込)
発行元:角川書店
SBN 978-4-04-710261-3-C0295
インプラント治療の欠陥とは!
著者:林晋哉 林裕之
内容: 週刊誌を賑わせたインプラントの死亡例。先端医療のずさんさが世間の注目を浴びることになったが、著者の林兄弟は以前より各メディアで激しく警鐘を鳴らしていた。満を持しての書き下ろし!
本日(7月31日)発売の週刊朝日ムック「Q&Aでわかる いい歯医者」に回答者として載っています。
チーム取材で広範囲に歯にまつわるQ&Aを取り上げています。
丁寧な取材と構成で有益な情報も多いのですが、歯医者の広告雑誌の感も否めません。
結局、どれが本物の情報かを見抜く力が試されているようです。
林歯科の回答箇所の要約を下記に掲載します。
林裕之
#Q139
インプラントにするか、さし歯・入れ歯にするかで悩んでいる
#A
両方の専門医の意見をよく聞いて、納得したほうを選びましょう
残った歯の根を利用して人工歯を固定するのがさし歯。チタンなどの人工歯根を骨に埋め込み、それを使って人工歯を固定するのがインプラントです。
最近では審美性や自然歯と同様な感覚が得られる機能性で、インプラントの人気が上昇しています。
しかし、入れ歯専門医からは否定的な意見も少なくありません。林歯科(東京)院長の林晋哉歯科医師はこう言います。
「インプラントは外科手術が必要で、治療期間も長期にわたります。万が一失敗したときには、肉体的、精神的、費用的に大きな代償を払わなければならないため、おすすめできません」(林歯科院長・林晋哉歯科医師)
インプラントは、体質や持病、骨の量などの理由で、患者によっては処置できないこともあります。
「インプラントは一度入れてしまうとやり直しが困難ですから、歯科医選びはより慎重にしてください」(あいぼりー歯の相談室室長・須藤哲生氏)
それぞれの長所短所を公平に説明してくれる第三者か、両方の専門歯科医の話をじっくり聞いて、判断すべきです。
#Q153
どんな入れ歯安定剤を選べばいいの?
#A
あくまでも補助的なもの困っている場合は、歯科医に相談を
入れ歯安定剤とは、入れ歯が痛くなったり、ゆるくなったりしたときに、歯科医で入れ歯を調整するまでの間に、応急処置的に使うものなのです。
入れ歯安定剤には、歯と粘膜を粘着作用でくっつける義歯粘着剤と、歯と粘膜のすきまをうめるホームリライナーがあり、パウダータイプ、クリームタイプ、クッション
タイプ、シートタイプとさまざまなものがあります。
どの種類をつかうべきなのか、使ってもいいのか、歯科医に相談してください。
「入れ歯があわないのは、なんらかの原因があるはずです。その原因をつきとめて取り除くのが治療や調整であり、入れ歯安定剤を使うのは単なる対症療法にすぎません」
と話すのは、林歯科院長の林晋哉歯科医師です。補助的に正しい使い方をすれば入れ歯の安定の補助として効果がありますが、長期間使ったり、歯科医に内緒で使用していると治療に影響することもありますので、使っている場合は歯科医に伝えてください。
#Q155
入れ歯が悪いと残った歯にも悪影響が出る?
#A
かみあわせがくずれて健康な歯にストレスがかかります。
歯を抜けたままにしておくと、残った歯に悪影響を与えてしまいますが、合わない入れ歯を使うのもまた、残りの歯に悪影響を与えます。
入れ歯の状態が悪くて思うようにかめないと、健康な自分の歯で悪い入れ歯をかばいます。すると、健康な歯に余計な力がかかり過ぎて、歯を傷める原因になってしまうのです。
また、そうしたかみかたを続けていると、かみ合わせが悪くなってきます。かむための筋肉が不自然な動きになり、筋肉が緊張して血管や神経を圧迫したり、歯周病やむし歯の原因にもなります。
さらに、血行障害や神経の圧迫、ホルモンバランスの乱れなど、からだ全体に何らかの影響をおよぼすこともあるといわれています。
このように、悪い入れ歯をそのまま放置しておくのは、歯を抜けたままにしておくのと同じぐらいよくないことなのです。入れ歯の調子がよくないと感じたら、できるだけ早く歯科医に相談して、調整してもらってください。
そもそも、一発勝負でピタリと合う入れ歯はなかなかありません。面倒に思えるかもしれませんが、何度もやり直しがきくというのは、入れ歯の利点でもあります。入れ歯はブリッジやインプラントなどとは異なり、作り直しによって歯やからだを傷めることが、ほとんどないからです。
入れ歯を入れたら、定期的に口のなかを診てもらう、車検ならぬ「歯検」という考え方を持ってはいかがでしょう。口の中の状態が常にチェックされることになり、残った健康な歯を守ることにもつながります。
入れ歯の調子がおかしくなっても調整をおこたらず、口の中への悪影響を未然に防いでいけば、残っている自分の歯を少しでも長く保つことが可能です。
もちろん、気をつけても自分の歯を残せない場合もあるでしょう。そのとき、いかに患者の精神的・肉体的な負担を取り除いていくか考えて治療を行うことが、歯科医の大切な役割だと林歯科(東京)の院長・林晋哉歯科医師は話します。
「患者さんが部分入れ歯で苦労することなく、ゆっくりと歯を失い、気がついたら不具合の無い総入れ歯になっていた。そう思ってもらうことも、大切なのです」
患者の全身の健康まで考慮して治療に挑んでいる歯科医が、本当の名歯科医である、ということができるかもしれません。
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林裕之
天下の東京スポーツ、あの東スポに載ったのです。
正直びっくりしました。
日頃の主張が凝縮された素晴らしい記事でした。
痛快な夜に控えめに乾杯しました。
林裕之
健康長寿から東大合格まで
「良い歯」、「良い歯医者」の新常識 【4月16日発売の東京スポーツの9面から抜粋】
健康長寿、ボケ防止から学力向上まで、健康の秘訣は口の中にあり。4月18日は、「よい歯の日」。歯医者さんに聞いた「新常識」で、賢いケアを心がけよう。
「主演の本木雅弘さんは、頬骨から顎のエラにかけて、咬筋(こうきん)という筋肉がグイっと盛り上がるのがわかります。これは無意識に奥歯を噛み締めている証拠ですが、歯や歯茎の寿命を縮める悪癖なのでやめたほうが良いでしょう」。
顎の動きは、歯の噛み合わせそのもの。これだけで、10年後、20年後の歯がどうなるかを予測できるという。噛み合わせが悪いとどうなるのか。
「噛み合わせのバランスが崩れることは、1本の歯に過大なストレスがかかることです。歯が1本抜けると、バランスが崩れて、残っている歯がさらに弱くなるという悪循環をうみます。誰でも若い時分ならまだ無理がききますが、トシをとるとそうはいきません」(林院長)。
一般的に、50歳を過ぎると、歯が抜け始めることが多い。最大の原因は、歯周病。歯周病は、歯周病菌などが歯を支える歯根膜や歯槽骨、歯肉などの歯周組織に炎症を起こす病気だが、噛み合わせが悪いことで、歯周組織が脆くなり、歯周病菌におかされやすい状況を早めてしまう。
「顎の動かし方は、ひとそれぞれですが、噛み癖があることで咀嚼筋に余分な負担がかかり、疲労や腰痛、頭痛など思わぬ体の不調を引き起こすこともあるので要注意です。噛み癖のほか、抜けた歯をそのままにしていたり、歯ぎしり、うつぶせ寝、あるいはふだんからやわらかいものばかり食べているなどの生活習慣を改めなければいけません」(林院長)。
トシとともに歯を失うのは自然なことと心得よう。むしろ、抜けた歯をきちんとケアして、必要な本数を揃えることが大切なのだ。
「その際、活躍するのは“入れ歯”です。年寄りくさくて嫌だという患者さんや、“入れ歯になっちゃいますよ”とおどかして、インプラントを薦める歯医者までいます。ところが歯槽骨に穴を開けて人工の歯をとりつけるインプラントは、死亡例もあるほど危険な治療法だということが知られていません。インプラントはやり直しがきかない最終手段だということを理解すべきです」
逆に噛み合わせを改善すると脳の血流がよくなり、高齢者ではボケ防止に、子どもでは、学力向上に役立つという。実際、林院長が噛み合わせを治した子どものうち3人が、この春見事、東大に合格したとか。
林院長は、「いわゆるワイヤーを使った矯正ではなく、顎を広げるオリジナルの方法です。見た目の良さにとらわれることなく、歯は安易に削らない、抜かない、いじらないことが原則だということを忘れないでほしい」と、警鐘を鳴らしている。歯の治療を通して、トータルな健康指導をしてくれる歯医者こそ、良い歯医者ということがいえそうだ。
(別項)
秘伝「わりばし法」
噛み合わせのバランスを狂わせる噛み締めや歯ぎしりを改善する方法として、林院長がすすめているのが「わりばし法」だ。やり方は簡単。仰向けになり、割り箸を唇に軽くはさんだまま約30分間過ごす。
コツは割り箸を噛まないようにし、口に乗せる感覚で。全身の力を抜いてリラックスすること。畳やカーペットの床など硬い場所で仰向けになるとより効果的。終わって起き上がるときは体をほぐしながらゆっくりと立ち上がる。必ずしも時間にこだわり過ぎるのではなく、「噛み合わせ」における緊張の「ゆるみ」を体得することが大切。ぜひお試しを。
深夜の情報バラエティ番組「百識王」が「歯の百識王」をテーマに放送されます。
どんな内容なのかはよく解りませんが、監修は林歯科が行いました。
よろしかったらご覧下さい。
百識王 フジテレビ
1月27日(火曜深夜) 25:08-25:38(28日01:08-01:38)