視力低下の隠れた原因

昨日の読売新聞の記事に子供の視力がますます低下しているとの記事が載っていました↓

視力が「0・3未満」の小学生の割合が7・55%となり、過去最高を更新したことが9日、文部科学省の学校保健統計調査でわかった。小学生全体で推計すると50万人を超え、同省は「幼い頃からゲームなどで画面を見る時間が増えているため」と分析している。

記事ではテレビゲームと関連付けしていますが、テレビゲームがなかった遥か前から、視力低下の原因に噛む力の衰えがあるとの研究が発表されています。

原因はいろいろあると思いますが、よく噛む生活もとても大切です。

いきなり硬いものは噛めませんので、ノンシュガーのガムで食事以外で噛む回数を増やす生活をお勧めします。

過去ブログ↓も参考にして下さい。

スキスキの歯

乳歯が永久歯に生えかわるときは神秘的でかつ合理的なことが起こりますが、私はつくづく人間の体はよくできているなあと感嘆しています。

生えかわりのしくみは乳歯の根っこ、が溶けて、体の中に吸収されてしまうことです。専門的には歯根吸収といいますが、乳歯の根っとが溶けてなくなり、口の中に出ていた部分が自然にポロッと抜けてしまうのです。

そして、しばらくたっと、乳歯が抜けた位置に永久歯が生えてきます。生えかわりの時期の歯と歯茎の状態を見ると、乳歯、か永久歯を抱えているような形をしています。

乳歯も隙聞なく並ぶのいかいい歯並びと思う人が多いのですが、隙聞があるほうがいいのです。乳歯は20本で、生えかわる永久歯は28〜32本あります。

顎という同じスペースにおさまるととを考えれば、乳歯の時期はスキスキの歯のほうがむしろいいのです。

いい哺乳瓶の見わけ方

赤ちゃんには母乳はベストの飲み物です、が、どうしても人工ミルクを飲まなければならなくなるときもあります。そこで気配りをしたいのが哺乳瓶です。

出がいいのがいい哺乳瓶と思いがちですが、実は出が悪いほうがいい哺乳瓶なのです。

哺乳瓶はもともと非常に出がいい作りになっているため、赤ちゃんが口にくわえて噛んで吸うという努力をしなくてすむのですが、赤ちゃんにとって欠かせない基礎的なトレーニングができません。

その結果、顎が十分に鍛えうれす発達しないことになります。顎が発達しなければ歯もきちんと生えないので、よい噛み合わせバランスもできません。

晴乳瓶、か抱える問題にいちはやく気づいたドイツでは政府の肝いりで、赤ちゃんが母乳を吸うときと同じように顎と舌を使わなければ出てこない、吸い口を工夫した哺乳瓶(「NUK」=ヌーク)を普及させています。

お乳を食べる

赤ちゃんがお乳を飲むといいますが、光景を見ていると、お乳を食べるというのが正しい言い方であることがわかります。

赤ちゃんはお乳をくわえると、舌と上の歯茎の聞に乳首をはさみ、噛みながらお乳を吸って飲み込みます。歯はまだありませんが噛む運動をしきりに行っているのです。

最初の頃は母乳も出が悪いのですが、赤ちゃんに噛みながら吸われることでよく出るようになります。途中でお乳の出が悪くなったときも噛みながら吸われると、また出がよくなってきます。

赤ちゃんはお乳を食べるために舌や頬、顎の筋ずがい肉を動かすことで、それに関係する筋肉が自然に発達し、頭蓋や顎の骨の発育が+よくなり、歯並びもしっかりしたものとなるのです。また、唇や舌、頬の筋肉から送られるさまざまな情報が脳の発達を促します。

赤ちゃんがお乳を食べることは栄養を補給するだけにとどまらない効用をもたらすのです。

乳歯も永久歯も母親の体内で作られる

歯は成長してから作られると思われがちですが、乳歯や永久歯(の一部)のもとになる「歯の芽 ( 歯胚)」は母親の胎内にいるときに作られます。

赤ちゃんは 生まれ時すでに乳歯と永久歯の芽を持っているというわけです 。 乳歯の芽は妊娠12~16週(3~4ヵ月 ) に完成しますし、一部の永久歯、たとえば犬歯の芽は妊娠30週 (7 ヵ月半 ) には完成しています 。

ということは、乳歯や永久歯が健康なものになるかどうかの力ギは、お母さんの健康や栄養の状態が握ることになります。妊娠中の食べ方が生まれてくる子どもの生涯にわたる歯の健康を左右するのですから責任重大です。

でも 、多くの場合、乳歯 が 生えだした頃や、乳歯が永久歯 に生えかわる時期になって子どもの歯のことを心配しだします。

治療などで打つ手はあるものの本当はそれでは遅い、というわけです 。ただし、歯を丈夫にするための特別な食べ物があるわけではなく、バランスの良い食事を心がければ良いのです。