07/03/2020歯並びと矯正

噛み合わせ(顎運動)の観点から歯並びや乳歯の大切さ、歯科受診の際の注意点

前回までは歯と身体の関係についてお話ししてきましたが、今回から噛み合わせ(顎運動)の観点から歯並びや乳歯の大切さ、歯科受診の際の注意点等についてお話しいたします。

顎運動(物を噛む時の顎の動き方)はひとりひとりが長い年月を経て作り上げ、獲得した独自のシステムで、年を重ねるに連れ身体の他の器官と連携しながら 緩やかに変化(老化)してゆくものです。

しかし、残念な事に、虫歯や入れ歯などの歯科治療が噛み合わせ(顎運動)を急激に変化させてしまうことがあるので す。

その結果、思いもしなかっ ...

10/18/2019わりばし法,わりばし法とは

食事や物を飲み込む時以外に、上下の歯が強く接触することは良いことではありません。

寝ている時にする歯ぎしりはもちろん、起きている時にも無意識に歯をくいしばったり、噛みしめたりする癖は、50kg以上の力が歯にかか るだけなく、顎の関節や口のまわりの筋肉にもダメージを与え、やがて全身に悪影響を及ぼすことも少なくありません。(一晩の歯ぎしりは一生の咀嚼に相当す ると言われるほどです)

それぞれの癖の原因は、精神的なストレスや噛み合わせのアンバランス等が考えられますが、歯の寿命を延ばし、口のまわりの筋肉や 全身の筋肉へのダメージを防ぐためにも、これらの悪い癖は意識的に治さなければなりま ...

インプラント危害をなくすための提言,一生使える入れ歯,入れ歯(一生使える入れ歯),良い入れ歯

筆者が歯科医となって30年、歯科の世界も筆者の歯も様変わりしました。

筆者が歯科医となって30年、歯科の世界も筆者の歯も様変わりしました。

歯学部を卒業と同時に、「噛み合わせと全身」の勉強を始め、10年後の1998年に『いい歯医者、悪い歯医者-噛み合わせが狂えば、命も危ない』(クレスト社)を著しました。

「一本の歯が人生を狂わせる」をテーマに、かみ合わせと全身の関わりや、安易に歯を削ったり、歯列矯正で歯を動かすことの怖さ、勉強不足の歯科医や歯科技工士の多い歯科業界の問題点などを訴えました。

「かみ合わせが悪いと頭痛肩こりなどの原因になる」ことは今では多く ...

目からウロコの歯の話

ある新聞の相談コーナーに、入れ歯に関する2つのショッキングな相談が載っていました。

(1)29歳、1児の母である女性

「若くして入れ歯になり、うつ状態になってしまい困っている」と訴え、良いアドバイスを求めているのですが、その文には自分を攻める文言が並びます。
「入れ歯のママ・嫁なんて家族に申し訳ない」
「どうしてもっと歯を大事にしなかったのか」
「入れ歯で営業の仕事なんてできるのか」
「これから会食など、どうなるのか」
「入れ歯を入れて顔がどう変わってしまうのか」
「友人や同僚にどう思われるのだろう」
入れ歯になったことで ...