歯は骨から生えているのではありません

歯は骨から生えていると思っている人がいるかもしれませんが、実は歯根膜というハンモック靭帯の上に浮かんでいるのです。

ハンモック靭帯はスイカを運ぶときに使う網袋をイメージしてください。歯根膜は歯と歯槽骨をつなぐとても薄い繊維の集まりで、いちばん厚い奥歯でも0・5ミリの厚さしかありません。私たちの歯は歯根膜というクッション役によって骨にくっついているので噛むときの衝撃がやわらげられるのです。

また、歯は食事をするたびに、組織の一部が欠けます。このことを専門的には脱灰といいますが、微細な変化なので目で見てもわかりません。

脱灰のままではたちまち虫歯菌に侵食されてしまいますが、歯の脱灰が起きた場所は何時間かたっと元どおりに修復されます。修復のことを再石灰化と呼んでいます。歯は脱灰と再石灰化を繰り返すことで常に生き返っているのです。

ある歯科材料屋さんの嘆き

昨日、ある地方の懇意にしている歯科医から電話がありました。

昨今のインプラント事情について憤っていました。彼も信念を持ってインプラントに反対しているのですが、彼のところに回って来る歯科材料屋さんが

「○○先生もインプラント始めたんですが、あんなのがやっていいんかな。あんなのに材料売って胸が痛む。」

と嘆いていたそうです。

歯科材料屋さんはいろいろな歯医者を見ていますし、歯科界の裏事情も詳しいですから、アホな歯医者が多い事を肌身で感じているのです。

「あんなの」が繰り返されるとこに、この材料屋さんの素直な心情が表われています。

「あんなのに」でも商売ですから、商品は売らなければならないのでしょうが、まだ、インプラントの実態を知らないから続けられるのかもしれません。

本当に気の毒なのは患者さんです。

我こそは真っ当なインプラント医だと自負しているそこの先生!

”あんな歯医者”の犠牲に患者さんを止める手だてを真剣に講じなさい!

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インプラントは「やり直しがきかない」

インプラントを「骨に刺さったトゲ」と表現した病理学者がいますが、危険性を的確に表現したものだと思います。

歯茎を切開して植える人工歯根は体にとっての異物にほかなりません。また、インプラントには噛むときの衝撃をやわらげる歯根膜がありません。

骨に直接くっついている歯を持つのは爬虫類ですが、インプラントは私たち哺乳類の顎や関節の働きを無視した作りなのです。

そしていちばんの問題は、インプラントはやり直しがきかないということです。一度入れたインプラントを外さなければならない場合は、周りの歯槽骨や歯茎が傷害を受けていますので、その後は普通の入れ歯を入れることがむずかしくなります。

インプラントが駄目なら入れ歯で、という救済がきかない悲惨な例も多いのです。とのようなことを説明するかどうかが、いい歯医者であるかどうかの判断ポイントでもあります。

インプラントはとても危険な治療法

インプラントという歯の治療法があります。広告などで目にしたことがあるでしよう。私は、インプラントはとても危険な治療法だと考えています。

なぜ危険なのかを述べる前に、インプラントの方法を紹介しておきましょう。

インプラント(英語)を直訳すれば「植える」という意味ですが、歯茎を切開して骨(歯槽骨)に穴をあけ、そこに人工の歯根を植え、人工歯根につけうれた芯棒に人工の歯を取り付けるというものです。

しかし、骨に穴をあけることで体は大きなタメージを受けますし、人工歯根を植えてから人工の歯を取り付けるまでの数ヵ月は部分的に歯のない状態が続きます。

この間はそこで噛むことはできす、噛み合わせバランスが崩壊してしまいます。そして取り付けたあとにさらに危険な状態が訪れることも多いのです。人工歯根は不具合が起きたからといっても簡単にとることはできません。


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過激なタイトルですが、歯医者と技工士が言うのだから間違いありません。口と全身の健康の一助になると自負しています。是非ご一読を!!

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インプラント治療の欠陥とは!

著者:林晋哉 林裕之

内容: 週刊誌を賑わせたインプラントの死亡例。先端医療のずさんさが世間の注目を浴びることになったが、著者の林兄弟は以前より各メディアで激しく警鐘を鳴らしていた。満を持しての書き下ろし!

 

「噛み合わせバランス」を崩壊させる治療法

歯と口の健康を回復、維持するために、歯の治療をする際にいちばん大切芯ことは「噛み合わせバランス」を崩してはいけない、ということです。しかし、現状は歯の治療が原因で「噛み合わせバランス」が崩れたという例がとても多いのでは芯いでしょうか。

歯を安易に削り、抜くことは「噛み合わせバランス」を悪くします。歯並びを整えるという美容目的で健康な歯を削ったり、抜いたりすることが行われますが、絶対に簡単にはしてはいけないことです。

歯が抜けるとブリッジで治療することもよく行われていますが、両隣の健康な歯を削らなければできないブリッジは最悪の治療法です。また、数ヵ月も歯がない状態が続くことを余儀なくされるインプラン卜は、そのことだけでも「噛み合わせバランス」を崩壊させる治療法といえます。