東京は中高年の街になる

今から22年後の2035年の東京都民の平均年齢が50.3歳となり、初めて50歳を超えるとの予測結果が出ました。1985年の平均が35.4歳だったそうなので、随分な様変わりに感じます。

少子高齢化の結果でしょうが、今地方で増えている限界集落と呼ばれているような現象が都市部でも顕著になるのでしょうか?

少子高齢化の高齢化の部分ですが、現在のような80歳を超える平均寿命もどんどん下がる短命化現象も指摘されています。すると、子どもも少ない年寄りも少ないという人口が一気に減る事も充分予想できます。

若々しい国の繁栄は想像できますが、中高年の国ニッポンはどうなってしまうのでしょうか?

2035年 都平均 50歳突破 半世紀で15歳高齢化 → https://goo.gl/f8EeD

少子化の打開策はこちらにありました。こちらも合わせてお読み下さい。

”少子化はどれだけヤバいのか、数字でつかもう”
https://blogos.com/article/58772/

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偽薬or不薬?

86歳になる父が飲んでいる薬はスーパーのレジ袋にぎっしり一杯分です。中には有用な薬もあるでしょうが、整腸剤やビタミン剤など不要と思える薬も山盛りです。確かに父はそれらが無いと不安なようで、医者に取ってとても良い患者です。

”医者が偽薬を与えた理由は、「患者が治療を求めたから」「患者を安心させるため」、または「心理的効果をもたらすため」”だそうです。

イギリスの場合は一応「患者のため」にそうしたことになっていますが、日本の場合は医者の儲けのため過剰に投薬しており、偽薬以前の問題で、さしずめ不薬ですかね。薬を減らしたら健康になったという話もありますから、充分気をつけましょう。

97%の医者は、気休めのために患者に偽薬を処方したことがある:英調査結果
https://irorio.jp/asteroid-b-612/20130321/50640/

少子化の打開策はこちらにありました。こちらも合わせてお読み下さい。

”少子化はどれだけヤバいのか、数字でつかもう”
https://blogos.com/article/58772/

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3月10日まではいい日だったね

津波で母親を失くした少女の言葉です。「3月10日まではいい日だったね」
https://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2702V_X21C12A2I10000/

あの東日本大震災から今日で丸2年になります。

被災地では今なお約31万5000人が仮設住宅などで避難生活を強いられています。2年も経ったのにどうして?と思わざるを得ません。住宅以外の復興も遅々として進んでいないようで、東京に住んでいても歯がゆい思いでいっぱいです。当事者の方々は尚更でしょう。

原発事故も2年が過ぎてやっと明らかになった事もあり、夕べのNHKスペシャルなどをみると、不可能だった4号機の外部注水がたまたま爆発によって外壁が飛ばされたことで可能になり、冷却できるようになったそうで、「たまたま」という非科学的な現象に新たな惨事がひとまず回避されただなんて本当に恐ろしい。

こうした非常事態には権限をもった強力なリーダーシップが必要なのに、これだけは2年経っても何も変わらない。顔が見えるリーダーが一刻も早く出て欲しい。子供達も救って欲しい。

東日本大震災による死者は1万5881人、行方不明者は2668人。震災関連死2303人を含め、犠牲者は2万852人。

改めて心からご冥福をお祈り致します。

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現代人より古代人の方が圧倒的にIQが高かった!?

”紀元前を生きたアテネの市民たちは、今この時代の人間よりもずっと優秀だった” 現代人より古代人の方が圧倒的にIQが高かった!? その理由はやはり食事
https://www.mylohas.net/2013/03/027998post_1584.html

文明が進み、科学が生み出した便利な製品や自動車などの機械製品に囲まれ、様々な情報もインターネットで瞬時に手に入れることが可能な生活を送っていると、ついつい昔の人より我々現代人の方が優秀だと思いがちになりますが、決してそうではなく、むしろ、劣っているとの記事。実際、先人の知恵、知識の偉大さに驚く事はままある訳で、なるほどそういう理由かと納得しました。

どれも現代人の生活に知らぬ間に入り込んでいるものばかり。充分気をつけましょう。上の記事以外にも食事の時の咬む回数は現代人よりもはるかに多いことで脳の活動が活発だった。とか、生活環境が今より厳しかったため弱い子どもは生き残れず、野性動物のように人間にも自然淘汰が働いていた。なども古代人の優秀さに寄与している要因ではないでしょうか?

そして、この記事とリンクするのが、最近読んだ「サラダ油は脳を殺す」https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309252698/

この本には熱したサラダ油(リノール酸)は神経毒のヒドロキシノネナールを発生し、それが、アルツハイマー、うつ、アトピー、花粉症、血栓等の原因となっていることが証明、指摘されています。古代人はサラダ油で脳がやられることはなかったでしょうから、これも大きな要因では?

いずれにしても食べ物の重要性を再認識しました。
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見るのと見えているのは全く違う

今回の実験で、被験者が慣れ親しんだ環境ですら、変化の見落としは起こりえるということがわかりました。見るのと見えているのは全く違うのですね。目が節穴なんて言いますが、脳の働きによっては簡単に節穴化してしまうものなんです。” 【レントゲン技師の83%が、この画像の中にアレが写っているのに気づかない

ゴリラレントゲンは見えないところを可視化できる医学上の最大の発明ですが、実は読影術に優れていないとそこに写っているものの正体が見抜けないのです。かなりの専門的な知識と経験が必要とされる分野です。そのレントゲンの専門職を対象に行ったこの記事の実験の結論がです。

詳しい実験内容は元記事で確認して頂くとして、まさに-見るのと見えているのは全く違う-ことが自分の得意分野でも簡単に起こることの証明された訳です。

歯科の世界でも例外ではありません。レントゲンはもちろん患者さんの歯の形や歯型模型などから読み取れる事実も、見る目がないと見えてきません。また、見えているつもりでも見えてないのかもしれません。見る目の技量は経験や勉強の仕方によってかなりの差が出ますが、それでも自戒を込めて興味深く読んだ記事でした。

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