目の不自由な人のSOS

知りませんでした。
このことを覚えて普及の一助になりたいと思います。
(林歯科)
目の不自由な人のSOS

「白杖のSOS」普及を 頭上に上げたら「助けて」
【2012/09/24付 西日本新聞朝刊】

”福岡県盲人協会(小西恭博会長、約千人)の福祉大会が23日、同県太宰府市で開かれ、目の不自由な人が外出時に道に迷うなど困った状況になった際、周囲の人に助けを求めるために白杖(はくじょう)を頭上に上げる動作を「白杖シグナル運動」として、全国に広める取り組みを進めることを決議した。

 シグナルは、視覚障害者が周囲のサポートを必要と感じたとき、手にした白杖を垂直に頭上約50センチ上げる。1970年代に同協会が提唱したが全国には普及しなかった。昨年の東日本大震災や7月の九州北部豪雨などで視覚障害者が孤立する状況が発生したことなどを踏まえ、緊急時に独自の合図を持つことが必要だと再度情報発信することにした。この日の大会には約200人が出席。今後、会員が街角で積極的にこのシグナルを活用するほか、日本盲人会連合などを通して全国運動とすることを目指す。”

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ジュース飲みすぎで全歯失う

コーラと砂糖
ジュース飲みすぎで全歯失う、水嫌いで毎日最高8リットルも摂取。
https://news.nicovideo.jp/watch/nw513068

オーストラリアであったそうですが、”毎日6〜8リットルもの量を摂取”は本当でしょうかねえ。成人が飲む水分(食べ物からは除く)が1.5リットル程と言われていますから、水代わりにこれだけ飲めば、寝てるとき以外は歯が糖分に浸かっている状態でしょうから歯が溶けたり、糖尿になったり、何が起こっても仕方ないですね。

ここまで極端ではなくとも、食事以外の時に飴やジュースなどが常に口の中にあれば、少量でも歯にも体にもよくはありません。唾液は消化作用だけでなく歯を洗い流す働きもありますので、口に食べ物やジュースのない状態を作らなければなりません。

食事もおやつも時間を決め、メリハリの効いた食生活が大切です。

ジュースやコーラ、砂糖の害についてはこちらもどうぞ
https://www.exajp.com/blog/?s=%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%A9&submit.x=0&submit.y=0

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キシリトール 犬には危険!

犬
キシリトール入り菓子で「子犬突然死」 「知らなかった」と愛犬家に衝撃が広がる

”ブロガーの友人宅でもうすぐ1歳になるチワワを飼っていたが、子どもが持っていたキシリトール入りのタブレットを誤って食べてしまい、命を落としてしまったというのだ。”で始まる記事。虫歯を起こしにくいとしてガムなどに添加されている人工甘味料キシリトール。人間は摂りすぎても害ないとされていますが、犬にとっては毒になるそうです。知りませんでした。

人の場合はキシリトールはこのインスリンを放出させる力がありません。この事から糖尿病の人の甘味料として使われているのですが、犬の場合は人の場合と逆で、キシリトールはインスリンを放出させる力がとても強いのです。放出されたインスリンは血糖を低下させ、血糖の低下は、程度によりますが、意識の低下、脱力、昏睡、けいれん、さらには肝障害をおこす可能性があります。犬のキシリトールの毒性はこの低血糖によっておこります。

キシリトール以外にも、チョコレート、ぶどう、レーズン、ネギなどはいけないそうです。

愛犬家の皆さんご注意を!

詳しくはこちらで
埼玉県獣医師会 飼い方・病気のまめ知識
www.saitama-vma.org/sickness_k.html

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勘三郎さんは治療死?!

文藝春秋2月特大号2013
現在発売中の文藝春秋2013年2月特大号 に「中村勘三郎さん、癌治療への疑問」と題された手記が載っています。

慶大医学部講師の近藤誠医師による中村勘三郎さんの癌治療に対する見解です。

近藤先生は私の知る限り、「 ぼくがうけたいがん治療:1994年刊」以来ブレること無く癌治療の在り方を科学的に検証し、患者の立場に立った論を提言し続けておられます。

今では当たり前の乳がん治療における乳房温存療法も、先生の実証的提言から優先的選択肢になりました。

その近藤先生が、文藝春秋に勘三郎さんの癌治療についての見解を寄稿されているのを知り、早速買って読んでみました。やはり、読んで良かったと心底思える内容でした。

ここに全文掲載したいくらいなのですが、それは無理な話、書店へ足を運んでも購入(立ち読み?)し読む価値はあると思います。自分や家族が癌になった時の指針になると思います。

”勘三郎さんは、がん早期発見神話と医者の(自分たちの仕事量を増やそうとする)犠牲になってしまったとしか評価できないのです。”

こう言い切るには深い知見と勇気を持ち合わせていなければ出来ません。近藤先生の主張に対して様々な意見があることは充分承知していますが、誤解を恐れずに言えば、やはり、知らないと損します。

文藝春秋2月特大号、頁:419
中村勘三郎さん、癌治療への疑問-抗剤+手術だけが選択肢ではなかったはず
近藤誠・慶大医学部講師/がん治療、手術、放射線治療
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心肺蘇生 心臓マッサージのみが高救命率

随分前になりますが、循環器内科の医師に緊急時の対処法のレクチャーを受けた事があります。歯科の治療中でも緊急の事態はあり得ますので、専門の医師から人形などを使って教えていただいたのです。その当時は珍しかったAEDも今では駅や公共施設など人が多いところに設置されており、実際に救命された方も増えているとも聞きます。

まず、119番通報し、心臓マッサージを続ける。この基本は変わりません。

”その心臓マッサージのポイントは、1分間に100回のペースで、強く、絶え間なくです。大切な人の命を救うために、心臓マッサージとAEDの使い方を知っていただきたいと思います。”

元記事も是非お読み下さい。

心肺蘇生 心臓マッサージのみが高救命率
https://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/400/143207.html#more
NHK 生活情報ブログ
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