『小悪魔 八重歯』だぁ?! 審美歯科の”珍サービス”

『小悪魔 八重歯』?!審美歯科の”珍サービス”

↓↓ 付けまつ毛の次は“付け八重歯” 審美歯科で新サービス?
https://life.oricon.co.jp/85143/full/

この審美歯科のセリフ「ネイルアート感覚で楽しめる点がポイント」アホか!開いた口が塞がらないとはこの事。

付け爪をすれば、日常生活に不自由なことが多いはず、仕事や家事に支障を来すでしょ。それを解った上でのファッションだから付け爪の場合はどうと言う事は無いけれど、付け八重歯は別。

噛む事に支障が出るとファッションなんて言ってられない。

記事中の拡大写真を見れば、噛み合わせ(顎運動)に悪影響を与えるは明白。何が『小悪魔 八重歯』だ。
こんな極端な犬歯ガイドを急に与えてはだめ。

歯の表に張るから大丈夫とか、噛み合わせは良くチェックしているから大丈夫とか言うのだろうけど、本当の事を知っている歯医者なら、こんな馬鹿なことは絶対にしない。

わざわざ八重歯に見せるというのは、犬歯を長くすること。歯がすり減ったりしているのは、各人の噛み方の歴史であり、良くも悪くも全身と調和して時間をかけてその形になったのだから、見ためが可愛いなどと言って、安易に犬歯を尖らせてはいけない。噛むと言う機能も全身との調和も損なう事にもなりかねない。

八重歯に小悪魔もドラキュラも無い!勝手に足したり抜いたりしてはいけません。絶対に流行って欲しくない馬鹿げた”新サービス”。

よくこんな事で金を取ることが出来る歯医者がいるもんだ。

ツイッターの功罪

浅草キッドの水道橋博士のツイートをフォローしてますが、昨日は博士大絶賛の映画 GONZO を観てきました。

初回とはいえ女性1,000円の水曜レディースディにもかかわらず、観客たったの4人。映画が始まる直前まではひとりっきりでした。

観終わったドキュメンタリー映画はもの凄く面白かった!特に1972年の米大統領選のマクガバン候補との関わりあいの事など「へぇ~そうだったのかぁ」などなど。この映画の興奮を語り出すと長ーくなるので割愛しますが、博士の強力なオススメがなければまず観る事は無かったと思います。(知らずに通り過ぎたと思われるので本当に感謝です)

博士をフォローしていて良かったつくづく思います。ただ、今日の博士のツイートには、インプラント手術を受けたとあります。私はインプラントには反対しているので胸が痛みます。ツイッターは双方向とはいえ、フォロワーの多い有名人に返信しても自分の意見が届くことはまずありまん。(もちろんあきらめた訳ではありませんが….。)

良い映画などの情報を得られるフォロワーには簡単になれても、危険な治療を止めるようこちらの意思を伝えるのは簡単にはできません。いたしかたが無いとはいえ、ツイッターの功罪です。

微力ですが、「歯医者の言いなりになるな! 正しい歯科治療とインプラントの危険性
(角川oneテーマ21新書)」
を発信していこうと思います。

歯科治療でうつ病が治る??

↓「うつ治療を問う(5)針で回復 診断は本当か」読売新聞3/1の医療ルネサンスの記事です。

考えさせられる記事です。専門医以外の医師が抗うつ剤などを安易に処方することが問題になっていますが、その弊害ではないでしょうか?

うつ病と診断された人が、針や歯科治療を受けた結果、酷い頭痛や身体の凝りがとれ、心身がリラックスし、うつ病の薬が不要になるケースが増えていると記事は伝えています。

針や歯科治療が直接うつ病に作用するとは考えづらいですから、うつ病との診断はやはり誤診でしょう。

成人の歯列矯正などに多いのですが、噛み合わせが狂い身体のつらい変調が続き、不眠、パニックなどの症状で心療内科や精神科を受診する方はいます。歯列矯正などが原因と特定出来れば歯科的なアプローチでつらい症状が改善される事はよくあることです。(拙著でも実例は報告しています。)

しかし、噛み合わせなど歯に問題があると自覚しない場合、同じような身体の症状があれば、それに対応する科目を受診してしまい、間違った投薬などで却って症状が悪化する事もあります。原因療法をしない限り完治は望めません。

うつ病は専門医を受診する事が大切だと思います。

近未来の日本の医療の姿

外国人歯科医や看護師、就労年数の制限撤廃 法務省↓

2010年12月1日の記事なので少し古いですが、先日の「TPPと医療」と合わせて読むと近未来の日本の医療の姿が見えてきます。

外国人歯科医師の開業や、研修目的以外での看護師の病院勤務が可能になる。

医師は2006年に同様の制限が撤廃されたが、法務省入国管理局によると、医師や歯科医師、看護師を含む「医療」資格での在留者は昨年末で220人。外国人登録者全体(約219万人)のわずか0.01%にとどまる。今回の制限撤廃で、海外から「閉鎖的」と批判もある医療現場の国際化が進みそうだ。

入国管理局は「専門的な国家資格を持つ人にとって、年数制限などの必要はないと指摘があった。経済の活性化や、社会に活力をもたらす人材として、受け入れをスムーズに進めたい」と話す。

日本人は何故、八重歯が好きなのか

夕べの「たけしのニッポンのミカタ!~噛まないアナタは損してる!?~」もそれなりに面白かったです。

よく噛むことは記憶力をアップさせ、美容にも健康にも良いという切り口は先日の「ためしてガッテン」と同じでしたが、この情報が常に古くて新しいというのが、歯がゆいのです。

ドイツの一部の小学校では授業中にガムを噛ませているそうですが、学校でガムを噛ませましょう!を拙著で提唱したのは10年前。その効用を知ればもっともっと広まって然るべき。ホントに歯がゆい。

ただ、「日本人は何故、八重歯が好きなのか」という外国人のギモンをきっかけにした特集は目を見張るものがありました。

最近、若者のあいだで八重歯がチャームポイントとして見直されているとは驚きました。かねてより、八重歯を治す必要などないと主張してきましたが、付け八重歯まで登場しているとは知りませんでした。

また、谷崎潤一郎の「陰翳礼讃(いんえいらいさん)」の中の「懶惰の説(らんだのせつ)」で八重歯を可愛らしいと見るのは日本人の美意識に根ざしたものと解かれているなど、知らない事が多く勉強になりました。

さっそく谷崎潤一郎の陰翳礼讃 (中公文庫) をオーダーしました。