「歯科技工士」がいる歯科医院といない歯科医院の実態・・

%e4%b8%80%e6%9c%ac%e7%be%a9%e6%ad%af%ef%bc%91歯科医院内で歯科技工士さんが技工をしている、いわゆる院内技工の歯科医院は全国でどれくらいあるのでしょうか?ネットで検索をしてみましたがよく分かりませんでした。

 私は卒業してすぐに兄が院内で歯科技工士をしていた診療所に勤め、その後一緒に開業しましたので、現在までほぼ院内に技工士さんが居ないという経験をしたことがありません。ほぼというのは、兄が入院した時に院外技工所を利用したり、手伝いに行った歯科医院が院内歯科技工ではなかったりしたからです。

兄は技工士学校を卒業後、院内技工のある歯科医院に勤め、そのドクターが勉強熱心だったこともり、保母先生やPKトーマス先生がおられた時代の国際デンタルアカデミー(IDA)で勉強しました。その後の咬合の勉強や解剖なども何年にもわたり全て一緒にやって来ました。その甲斐あって、今では診療に関して互いへの信頼は厚く、現在ではほとんどストレスのない補綴治療を行えるようになっています。

先日、部分義歯の破折で患者さんがいらっしゃいました。落として割れたとのことで、破折部がぴったりと合わさる状態でしたので、そのまま義歯を持って技工室に行って渡しただけです。

修理には30分程度掛かりましたが、その間、他の患者さんの診療をし、修理が終わったあと、今度はそれを患者さんに渡し、入れてもらい違和感がないことや多少のチェックで終了です。もちろん修理部位は修理したことが分からないくらいの仕上がりです。ドクターの修理ではこうは行きません。また、何と言っても患者さんが「林歯科はお兄さんが技工士ですぐに対応してくれるし、しっかりと直してくれるので本当に安心出来る」と言ってくれます。

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私も兄が技工士なのでかなり技工はやらされてきました。印象も常に2つ採らされて来ました。結構面倒くさかったけれども、そのおかげで現在では印象を見れば大丈夫かどうかは分かります。また、補綴物が患者さんに合わないとすぐに技工士のせいにするドクターが非常に多いのですが、模型に補綴物が戻るのならば、患者さんに合わないのはドクターの責任であることは身にしみています。

技工を正確なものとするのは、印象してすぐに石膏を注ぐ、石膏の混水比は正しく守る、石膏を硬化させるときは湿箱に必ず入れる、金属は熱処理をする。(金属は熱処理をしてはじめて金属特性をもつ補綴物となり、熱処理をしなければただの鋳物でしかない。)など極々基本的な守るべき事柄をおろそかにしないことが必須です。この上に技工技術や材料の吟味など他のたくさんの要素が関わってきます。

補綴物は、「人工臓器」です。こだわって携わるものです。しかしながら私の知っている限りでは、守るべき基本的事柄さえ守っていない歯科医師の何と多いことか。

いつも、院内に信頼に足る歯科技工士さんの居ない歯科医院は、どうやって診療しているのだろうと思ってしまいます。

林歯科・
https://www.exajp.com/hayashi/


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「こんな歯医者、こんな治療に気を付けろ!」週刊現代に見る最近の歯科事情

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週刊現代11月5日号に、「こんな歯医者、こんな治療に気を付けろ!」という特集が組まれました。見出しを含めて12ページに渡る大きな特集でした。

実はこの記事をまとめた記者から取材を受け、歯科界や歯科治療について話をし、そのコメントの多くが採用され掲載されていました。

林歯科では開業当初から、このような歯科界の様々な問題について、率直に、それこそ歯に衣着せぬ意見を言って来ましたので、これまでも何かあるとコメントを求められてきましたが、歯科界の内部を指弾するような内容のコメントは私などごく一部の歯科医しか発言してきませんでした。しかし今回の特集を見ると、大学病院の医師を含め8名ものコメントが掲載されていました。

私はこの特集の内容より、このコメントをした医師の数に驚きました。これまでは問題を意識しつつも曖昧なままに、はっきりと指摘し声に出す医師はほとんどいませんでした。20年以上前の開業当初からのことを思うとこんな時代が来るとは思いませんでした。感慨深いものがあります。

でも、このような感じを受けたことは初めてではありません。

林歯科は平成6年に「かみ合わせと全身の健康」を標榜して開業し、現在ではかみ合わせだけではなく、「口の健康が全身の健康を支える」ということを基盤に「自分が受けたい歯科医療」に行きついています。しかし、「かみ合わせと全身の健康」を言い出した開業当初では、同業歯科医を含め一般的には、何か悪い宗教にはまっておかしくなったのではないかという扱いでした。

しかし数年前に電車の中で若いお姉さん同士で「最近、私、頭痛がひどいのよね~」「そうなの、かみ合わせが悪いのかもよ!」という会話が聞こえました。この時、やはりこんな時代が来たんだな~と感慨深い思いをしたことをはっきり覚えています。

今では、かみ合わせの良し悪しを含め、「口の健康と全身の健康」は密接な関係があることは疑いようのない事実として世間に受け入れられています。

どうも私たちが考えていることは、20年位すると常識になっていくようです。

そして今、私たちが考えていることは歯科界で今後もっとも重要になるのは義歯(入れ歯)の良し悪しだということです。

これから義歯の時代が来ますよ!

林歯科・
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トラブル絶えない「歯科インプラント」 

歯医者の言いなりになるな!


トラブル絶えない「歯科インプラント」 患者が減り、このままでは「日本から消える」?
https://goo.gl/bLo81 【Jcast 記事】

2011年12月の国民生活センターによるインプラント危害への注意喚起、2012年1月のNHK「クローズアップ現代」でも”歯科インプラント治療のトラブルが急増”の特集が放映され、なインプラント治療の実情、実態がが明るみになるにつれインプラント治療の受診者が減っているという記事。

NHKは他の番組でもインプラントの実態を取り上げ、あたかもキャンペーンを張っているかのようでした。我々は、やっと本当の姿が世に出て来たと見ていたのですが、患者さんにとっても宣伝されているような良い事ばかりの治療法ではないことが分かり、インプラント治療に慎重になった契機になったのでしょう。

しかし、この手の記事は『腕の確かな医師をどう見つけるかがますます重要になっているといえそうだ。』と医者選びがトラブル回避の妙手と結びがちですが、一番確かな自衛策は、インプラントを選択せず、きちんとした義歯(入れ歯)を手に入れることです。こちらの歯科医を見つけることにエネルギーを使うことのほうが、意義が大きいと思います。


歯医者の言いなりになるな!

正しい歯科治療とインプラントの危険性

著者:林晋哉 / 林裕之
角川oneテーマ21 (新書判) / ¥760(税込)
発行元:角川書店 ISBN 978-4-04-710261-3-C0295
2010年 11月10日発売


週刊誌を賑わせたインプラントの死亡例。先端医療のずさんさが世間の注目を浴びることになったが、著者の林兄弟は以前より各メディアで激しく警鐘を鳴らしていた。満を持しての書き下ろし!

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日本人、縄文・弥生混血説裏付け

“日本人、縄文・弥生混血説裏付け 遺伝子解析で” のニュース。

”日本列島の先住民である縄文人と、朝鮮半島から渡ってきた弥生人とが混血を繰り返して現在の日本人になったとする「混血説」を裏付ける遺伝子解析の結果を、総合研究大学院大(神奈川県)などのチームがまとめ、日本人類遺伝学会が編集する1日付の国際専門誌電子版に発表した。これまでも同様の研究結果はあったが、今回は1人当たり最大約90万カ所のDNA変異を解析し、結果の信頼性は非常に高いとしている。”

 

日本人の起源についての学説の中では、埴原和郎先生の「二重構造 モデル」が最も有力になっていて、今日のニュースでその学説を裏付けたということでしょう。いわゆる「噛み合わせと全身」の勉強を始めたときに自然人類学も必須でしたので、それまで素養も興味もなかったこの分野の勉強も始めることになりました。間もなく今回話題になっている「二重構造モデル」を知り、他人の顔を見ては「渡来系だ、いや土着縄文系だ、混血系だ」などと言い合っていました。

二重構造 モデルの提唱者である埴原和郎先生の特別講演を聴講する機会に恵まれたのは、25年程前のことです。その講演の中で先生は、ご自身の入れ歯体験を語っておられました。前歯の位置が合わず英語の発音がし辛いので、もう少し前に出してくれと担当の歯科医に頼むのだそうですが、なかなか聞いてもらえずに難儀したとのこと。日本人は歯槽性突顎だという人類学の常識を歯科医学で教育していないから小ちゃい入れ歯が平気で作られると憤慨しておられました。総入れ歯の人工歯を並べる時の基準として、殆どの歯科医や技工士が採用している方法である「歯槽頂間線法」では正しい入れ歯が出来ないのです。埴原和郎の実体験を基にした憤慨を今でも真摯にとらえるべきだと思います。

埴原和郎

埴原和郎先生の「二重構造 モデル」

自称「いい歯科プラント治療医」ご注意を!

時々こうした封書が届きます。

週刊朝日の別冊で  ”「いい歯科プラント治療医」を選ぶ 2013 ”と銘打ったムック本を出版します。ついては先生とクリニックを広告しませんか?という勧誘の手紙です。広告掲載料は¥130,000~¥1,800,000とピンキリです。この手の勧誘は郵便だけでなく、電話も時たまかかってきます。功名な誘い文句にひっかかりそうになったことは何度かありましたが、全てお断りです。

インプラントや歯列矯正は基本的に自費診療なので、広告宣伝費を使って患者さん集め(集客)が盛んです。矯正医を仲介する業者はTVCM(東京MXテレビ)も流しているほどです。(宣伝費も治療費の一部なのです。)広告代理店も様々な企画で、歯科関係のビジネスを展開しています。今回のような本では、歯医者から広告掲載料を取り、それを読者(患者)に¥880で売るのです。両方からお金が入るアルバイトニュースから連なるおいしいシステムです。

しかし、こうした本には重要な欠陥があります。広告代理店には掲載した歯医者が本当に「いい歯医者」なのかどうかを検証する術はありません。お金を貰って掲載した歯医者の自己申告を鵜呑みにするしかありません。

つまりこの手の本は、自称「いい歯科プラント治療医」のカタログ本なのです。ご注意を!!